>あなたはナロ-ドニキまで持ち出している以上、ロシア革命に対する、ロ-ザの農業政策に対する批判にも、答える義務があると思います。
ナロードニキと一体なんの脈絡があるのでしょう?
あなたは、たんにレーニンをこき下ろしたいという一心だというのはよく理解できます。
あなたは、スターリンの登場をレーニンにもとめたいだけでしょう?
また、そのためにローザをだしにしているわけです。
スターリンの圧政も、スターリン主義に基づくソ連邦の運営もスターリンに基づくものです。
しかも、その本質的ことがらとして、一国社会主義は可能ではないという証左なのです。戦時共産主義の問題は、帝国主義に包囲されたソ連、反革命との内戦に介入する帝国主義の干渉のなかからでてきたといえるわけですが、これも一国社会主義が不可能だという証明でもあります。
宇野弘蔵は農業問題を帝国主義の現状分析として考察していましたが、結局、工業と農業は対立するものなのです。スターリンは、一国社会主義建設路線の一環として重工業路線を展開もしており、そのもとで農業は激しく疎外されていきます。
もちろん、こうした路線そのものの根本的間違いもスターリン主義経済の本質的あやまりに規定されているのです。
国家が経済運営を展開していくという、短絡的計画経済が社会主義社会だと規定しまうような路線に導いたのは、スターリンの「ソ同盟における社会主義の経済的諸問題』と「経済学教科書」による見解に基づくものであったわけです。もちろん、これらはナンセンスなものです。
>一般的には、レ-ニンに他に方法はなかった、ということで片付けられていますが
戦時共産主義やその後のスターリンの圧政は、一国社会主義に基づく無理がそもそもの根源なのであり、世界革命でなしに社会主義建設は不可能だということを証明したようなものなのです。
>ナロ-ドニキまで引っ張り出して、
ナロードニキが敗北した運動だったことを正しく総括できたからレーニンは一斉蜂起路線で革命を成功させたのです。
>ロ- ザ・ルクセンブルグの批判をする以上、
レーニンと比較した革命家としてローザを論評したわけですがあなたはレーニンをこき下ろすために革命を敗北させたローザをだしているということです。
根本的にはあなたは、ボルシェビキ革命に対して否定的・批判的であるということだと推察します。
>ロシア革命論の内容そのものに対する見解を表明する義務が、あなたにはあると思います。
私は、レーニン主義を継承し、反帝国主義・反スターリン主義を展開してきたのは、あなただってご存知なはず。だから、反ボルシェビキ革命(反革命)であるあなたは、私を標的にしておられる。
違いますか?ローザやトニー・クリフなどをもちださないで、あなたの本性をもっと具体的に、ボルシェビキ反革命論者だとしてつきだすべきではありませんか?