ロム3さま、返答、ありがとうございます。
いまの日本の労働者の半分以上は、パートや派遣、期間工な どの未組織労働者で構成されているといわれています。彼ら( 私も含め)にはボーナスもなければ退職金もなく、福利厚生に も無縁です。老齢給どころか、ここ数年、給料は少なくなるば かりで、高齢になると職の保障さえありません。高齢での失業 の先に待っているものは、『極端な場合、ホームレス、あるい は絶望からの自殺』、です。一方で、人口構成の半分以下の正 社員が属する労働組合に、そうした差別的な状況を覆すような ものを感じません。
このような状況を克服できない、皮肉な言い方をすれば、資 本主義的搾取を補完する役目を果たしているとさえいえる日本 の労働組合が、社会主義と関係するようには思えません。労働 組合に属する労働者に老齢給が保障されていること、それが社 会主義? 組合に属している社員でさえ、労働組合というのは 、「いったい何だろう?」、「出世の道具」ぐらいにしか、考 えていないのではないでしょうか。あるのは、「自分たちはル ンペン労働者でなくてよかった、未組織労働者ほど解雇される 心配もないし、給料もたくさん貰える」という優越感ぐらいで しょう。
いまの日本の労働組合は、私たち未組織労働者にとっては、 社会主義の正義とは一切関係のない、むしろ、自己保身の道具 に成り下がっていると考えています。このような点から、
>年齢給は、社会主義思想のもの
>かっては、労働組合は、年齢給を主張していました。
という考えには、少し抵抗を感じましたので、反論させていた だきました。ありがとうございました。