ひさしぶりです。
あなたとの論争も尽きることなく進んでいます。
あなたとの対立軸は、レーニン主義か反レーニン主義かということです。なお、反スタ主義についての詳細な展開は別でのべさしてもらいます。
ローザの曖昧さについて、レーニンはユニウスの小冊子で批判しております。実に明快ですから再読願いたいです。
結論すれば、ローザは帝国主義打倒を掲げられなかったドイツ左派の脆弱さを引きずった革命家です。
しかも、彼女の帝国主義認識は、おそろしく民族解放運動への「敵対」と自国帝国主義に対する防衛主義に貫かれていたわけで、
帝国主義と民族植民地問題の欠如、帝国主義と労働者階級の利害対立、帝国主義に買収された労働貴族、帝国主義と対峙する革命的労働者階級の形成に確信がもてなかった革命家であったわけです。
あなたの論点すり替えは、レーニンをスターリンの原因とみなしたり、スターリンの国際共産主義運動というなの一国社会主義運動は、レーニン・ボルシェビキから導き出されてきたように曲解を述べることそのものなのです。レーニンを突き出せば、スターリンの圧政を引き出して、ボルシェビキ革命を否定しようとしてくる。そのうえで、革命に失敗したローザほ持ち出してくるのは、あなたは革命に対して批判的だということもいえると思います。