投稿する トップページ ヘルプ

「科学的社会主義」討論欄

論点すり替えの帝国主義社民のスカンジナビアンのペテン性について!

2006/05/10 反戦・反ファシズム・日本国憲法擁護連合 20代 自営業

 まず、スカンジナビアンは統計や数字やデーターを出してあたかも、根拠があるかのように、ペテンをふりまいている。

 しかし、私のいう北欧諸国の社会保障改悪(改革ではなく改悪)に対する反論には、なりえていないのでか、スカンジナビアンである。

 というのも、スカンジナビアン反論6でだしている統計は、日本と北欧諸国の「比較データー」であって、スエーデンの社会保障の推移データーでもない。たんに、日本とスエーデンの社会保障のデーターを出して、日本よりも北欧は社会福祉が充実しているとならべたてているだけなのである。しかも私は、帝国主義社民や改良主義は限界があるという主張を、帝国主義側の代弁人、ブルジョアジーの代弁人などとあげつらって罵倒しているのである。こうした主張は、トロツキーにたいして帝国主義の手先とよんだスターリンそのものの

 こうしたデーターは、論点すり替えというか、ペテンだとしかいいようがなく、北欧諸国の、とりわけてスエーデンの社会保障改悪の実質的反論にさえにりえてはいない。たんに、改悪されようが、日本よりもまだマシだといっているのがスカンジナビアンの主張と資料なのだ。しかも、社会保障「改革」だなどとしょぅして、社会保障改悪という実態を隠蔽していることもいかに、スカンジナビアンがペテン的なのかはわかるだろう。

 そもそも財政健全化と社会保障改悪はセットで進められているのが、帝国主義の現状なのである。それが、高度福祉国家といわれた帝国主義社民・改良主義の体制でも波及しているのである。
 それが、スエーデンの社会保障制度「改悪」なのだ。
 財政健全化という名目のもとで社会保障はきり縮められているのが実際なのである。これを社会保障「改革」といいきってしまうスカンジナビアンとは、レーニン「帝国主義論」でいうところの、労働貴族・帝国主義社民そのものの姿でなくしてなであろうか?

 そもそも帝国主義経済のなかにおける、改良主義・帝国主義社民は限界があるのだという根本的提起にはスカンジナビアンは答えることができない。武器輸出に支えられる体制を賛美し、再分配の比率が高いことであたかも労働者天国のように賛美しまくるスカンジナビアンの姿勢は、ソ連崩壊以降、東欧や各国のスターリン主義政党がソ連ではなく北欧や改良主義にシフトしていった姿勢と実に似通っているといえるのではないだろうか?

 スカンジナビアンは労働者への再分配が階級闘争だというだけで、労働者階級が歴史や生産関係の主人公としておどりでるのが階級闘争だとは決して主張しないスカンジナビアンは、レーニン「帝国主義論」でいうところの労働貴族・改良主義・カウツキー主義者でなくして一体なんであろうか?

 しかも、マルクス主義(科学的社会主義という言葉を私は使用しない)の論争において、改良主義を展開し資本主義の下でも労働者は豊かに暮らせると主張しまくるスカンジナビアンは、反革命だといわずしてなんであろうか。銀河さんや寄らば大樹の陰さん、そして私に噛み付いてくるスカンジナビアン-風来坊の反革命ブロックは、典型的な帝国主義社民の側だと断言しておこう!