まず、スカンジナビアン氏は党派機関紙をよんでいるの だろうかと疑いたくなる発言がやたらと目立つことをまず指摘 したい。
まず、スカンジナビアン氏は、私をカクマル「解放」の論調
であるようにレッテル張りをしているが、カクマル・「解放」
の論調であるわけがないことをまず第一に確認しておきたい。
参考までに、「前進」と「解放」を比較されたい。
そもそもスカンジナビアン氏はカクマルが使用する罵倒用語 を使った過去があるわけで、スカンジナビアンはかなり疑わし い人物だというほうが正しいだろう。
スカンジナビアンよ、カクマルがどこが反革命なのか教えて やろう!それは、国鉄闘争で反対派を押しつぶし国家権力と連 携した党派であるということである。そもそも、お前は、カク マルのどこが反革命なのか明らかにはできていない。
さて、本題に戻ろう。スカンジナビアンの主張をまとめると
このようになる。
■スカンジナビアン氏は結局、スエーデンの社会保障改悪につ
いて、なにもこたえることはできなかった!
■財政健全化と社会保障切捨てに対してこたえることができて
いない!
■レーガノミクスの破綻は、社会保障切捨てとバブル破綻と軍
拡によるさらなる財政赤字というより激しい矛盾の累積
■帝国主義側の思惑を暴露し批判しつつ、帝国主義の「枠内」
では労働者は生きていけない、再分配政策ではなく、帝国主義
打倒→社会主義革命でしか労働者は解放されないという革命論
に敵対しているのが反革命スカンジナビアンである!
■スカンジナビアンの改良主義とは、帝国主義経済のなかで、
資本家に再分配を要求するものであり、模範的な北欧を賛美す
るだけでしかない
■スカンジナビアン氏はこの立場から、帝国主義打倒、社会主
義への道を否定しているだけでしかないのである。
■その改良主義的スカンジナビアンを批判する私をなんとカク
マル呼ばわりするのだから、ここまでペテンを弄すのもいい加
減にしろというものなのだ!そもそも、カクマル罵倒用語を使
用したのはお前ではないのか?
さらに、反革命スカンジナビアンのどうしても許しがたい以 下の発言があるので反論しておく。
>現実の財政赤字の本質が帝国主義ブルジョアジーそのものに あり、決して、社会保障・福祉にあるのではないという真実を 暴露するのが革命派の取るべき立場なのだ。
帝国主義の枠内では限界があるということであり、帝国主義
はうまくいかないというのが、社会主義者として当然の答えな
のである。
財政赤字はケインズ財政の破綻であり、その後のレーガノミ
クスの破綻でしかなく、結局は帝国主義経済は限界があるとい
うことなのである。財政赤字の本質は帝国主義の体制そのもの
の矛盾である。
そのなかで社会保障を削りだしたのが近年なのだ。
革命派のとるべき立場は労働者を食わせられなくなった帝国
主義打倒である!(これはカクマルの発想ではないし、カクマ
ルはこうした主張を批判している!)
>私の総括はそういう立場からのものなのだ。
あなたは帝国主義でもうまくいく。労働者の再分配を要求せ よといっているだけでしかない。しかも武器輸出国の北欧を礼 賛しながら・・・
>そして、そうであるならそれは、社会保障の充実・改革改良 を求める(もちろん、それは賃金アップ、雇用の確保・拡大と いった労働者の切実な要求実現とも連動している)労働者人民 の生きた現実の闘いに、確固とした展望と激励を与えるものと なるのである。
それを改良主義というのだ。あなたはうっかり、改革・改良
を求めると口を滑らしているが、なぜ改革という言葉を打ち出
しているのだ?
社会保障改革という触れ込みは社会保障改悪だということに
なぜあなたは、答えることができない?
あなたの主張は帝国主義の枠内による労働者保護であって、
労働者が生産の主人公になる社会主義の主張ではない。
あなたの主張は、改良主義闘争をのべたものにすぎない。
>そう、
・・俺たちが受けている社会保障や福祉のせいで、社会がもた なくなっているだって??・・・”改良などありえないのだ! ”だって??
曲解もはなばたしい。労働者を公平にくわしていけますよ、 社会主義に向かわなくても「資本主義のもとで豊かに労働者は 生活できますよ」という経済政策は破綻したし、そんなものは 、カウツキー主義的超帝国主義論でしかない。レーニンはそう いう改良主義を木っ端微塵に粉砕したのだ。あなたが主張して いるのはケインズ政策が有効だった時代のものであって、それ では帝国主義国はもたないと悲鳴をあげているのだ。実際、社 会保障切捨ては帝国主義共通の政策になっている!だからこそ 労働者は、再分配ではなく、労働者が生産の主人公を掲げる社 会主義革命に向かうべきなのである。
>それなら、賃金アップも雇用の確保拡大もすべての現状の改 良がありえないってことになるじゃないか・・・誰だそんなこ とを言う奴は??・・・
結局、スカンジナビアンは、帝国主義打倒の立場ではなく、
帝国主義の枠内で改良を掲げる労働貴族の主張なのだ。
そのために、資本主義でもうまくいっている体制があるぞと
して北欧を礼賛しているのである。これは労働者が社会主義革
命に向かうのを抑止したいと考える帝国主義社民ならではの発
想なのである。
>答え、それは自称原則的マルクス主義者にして、真の革命派 ;連合氏である。
だってお前は、マルクス主義者ではないからね。
理由その1、改良主義はマルクス主義者にあらず
理由その2、北欧礼賛は結局資本主義の改良主義であるという
こと。
>真の革命派だって!?どこのペテン師だそいつは!!
ということになるのが連合氏なのである。
お前のようなペテン師に、憎悪されるのはむしろお前が改良
主義者だから仕方ないのだろうが、帝国主義を打倒せずとも改
良主義でなんとかなるさ、北欧があるではないかと必死で銀河
さんや寄らば大樹の陰さんや私に悪態をついているのがお前の
反革命を突き出しているのだよ。しかも、お前は、風来坊氏に
銀河さんをやっつけたいから、ローザルクセンブルクの理論を
教えてほしいと懇願していたではないのか?つまりお前は、反
共産主義の立場から、北欧礼賛とローザ理論をもちこみたいと
いうことでしかないのではないのか?
そう、お前の立場とは、社会主義革命への「敵対」そのもの
なのである。
>・・・帝国主義ブルジョアジー自身が財政赤字と社会の瓦解 の主因なのだ。ブルジョアジーに発行すべきは借金の申込書( 国債、元金政府保証の有利な利息付)ではなく、容赦のない納 税督促状なのだ。そうした財政改革と社会保障の改革・改良こ そが真の財政再建になるのだ。
帝国主義ブルジョアジーが瓦解の原因ではなく、帝国主義体
制そのものが破綻するものなのであり、社会革命の前夜なので
ある。
ブルジョアジーは、労働者を食わしていくことで社会主義革
命を阻んでいたがそれが困難になつたということを意味してい
る。であれば、韓国やフランスのような階級闘争が対置される
のである。
社会改良主義では、結局資本の鎖をたつことはできない。
なぜ、あなたは社会主義を対置せず、財政「改革」と社会保
障の「改革」を対置するのだ?財政再建というスタンスそのも
のが帝国主義者そのものではないか?真の財政再建なんぞあり
はしない。あるのは労働者の権力奪取だろう。それがマルクス
主義だ。
>それ以外にはない!!・・・そして、それは、労働者の賃上 げや雇用の確保拡大という労働条件の改善・改革にも直結して いるのである!・・・
あなたの言葉は、改善・改良・・・であってそれが改良主義
でしかないのは明白なんだ。
だから、あなたは銀河さんや寄らば大樹の陰さんや私に悪態
をついているのだ。
>ブルジョアジーに支払わせよ!!だぶついた資金・資本を俺 たちに、そして、社会全体に還元させよ!!・・・これが私の 立場である。
つまりあなたはブルジョアジーに再分配を要求することであ って、改良主義だということだ。決して、プロレタリア独裁で はないわけだ。
だったら、あなたの行くべき道は、民社フォーラム・今の社 会主義青年フォーラムあたりであって、「科学的社会主義」の 立場ではなかろう。