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「科学的社会主義」討論欄

ロム3さま、さすがというかビックリしています。

2006/07/30 寄らば大樹の陰 60代以上 苦闘するフリーター

 ロムさま、本当にビックリしています。
 なぜこんな反論を受けるのか理解できない。
 正直、今マルクス主義は「旬」かも知れない。「古典」を読めば結構面白いし、現実の社会のあり方とマッチしているところが多い。社会の分析など非常に参考になる。
 ロム3さんがどんな読書暦をお持ちか知りませんが、頭から古典を「古い」と決め付けるのは損だと思いますよ。「赤旗」はよくイタリアの「左翼共産党」の闘いを取り上げているし、ベネズエラのチャベスなど中南米の社会主義諸国、政権を評価されている。
 また日本共産党は戦略や手段は別としても、その名前の通り共産主義を目指す政党ですよね。たとえ議会主義一辺倒になっても終局の目的は一緒、方法の違い、通り道の違いだけ。
 その一番の理論家が不破さんだし、議員さんもその大半がかつてマルクスをかじり、エンゲルスを研究し、本を読んできた。中堅の党員の人も、若手民青の学生も、いろいろ呼び名は違うかもしれないけど「科学的社会主義」とか「マルクス主義」とかいろいろ言われるものを学んできた。大学では現在でも「マルクス経済学」のゼミで学んでいる学生もいるかも知れない。
 本屋に行けばいろいろな共産主義、マルクス主義関連の本があり、研究書も多い、若い40代の研究者も多い。
 これが日本の実態だし、日本共産党の現実だろうし、またあれだけ綱領の変更を行いながら共産党が「日本共産党」の党名にこだわるのは、それだけ「共産主義」に思い入れがあるからですよね。
 違いますか?
 何も共産主義や、マルクス主義がおかしいとはいえない、過去のものだと決め付けるのも無理、言えるわけもないのです。
 なぜロム3さんがマルクス主義が嫌いなのか、その根拠を明らかにしてほしいものですね。
 そしてもう一つ、「闘う」「闘う」いや「戦う」「戦う」など使うなと言われるが、今この格差社会、新自由主義、弱肉強食がはびこる世の中では、闘わなければ私たちはその生存すら許されない。
 「障害者自立支援法」の10月全面施行を前に、障害者の人々も立ち上がり闘っている。それに共産党の議員さんの大半も支援を表明している。
 闘えなくて、また生活保護を受けられなくて、自殺に追い込まれた人もいる。現在の世の中で闘うことを否定したら生きていけない。
 この前の統計でも、いわゆる先進国で一番食っていけない貧困層が多いのがアメリカで、第二位が日本、アメリカの貧困層は移民の人々が何百万の集会やデモを行い生活水準の向上を求め闘っている。まともな就職につけない若者達はイラクで別の戦いに動員されている。闘いが少ないのは日本くらいです。ロム3さんがお金持ちなのか、そうでないのか知りませんが、日本でも余程の有産階級でない限り、闘うことを忘れたらまともに生きていけなくなります。
 「科学的社会主義討論欄」に気に食わないものが投稿したからと言ってそうむきにならないでください、お願いしますよ。