大橋さん、はじめまして。
私もあの番組を見て、現状欄に投稿しました。
結論としては、私の持論である、北欧型の社会民主主義的改革改良しかないと思います。
確認していませんが、北欧諸国では原則として、30代のホームレスなど存在しないと思いますよ。
ホームレスになりようがない、、と言うところまで、改革改良されている、、というか、真冬には零下20度の世界ですからね。
人命に直結しているわけですし。
ジニ指数でも、スエーデンは25で世界一平等な社会と言う評価ですしね。(世界国勢図会)
今日の赤旗でも、ワーキングプアの記事がありましたが、全人口の相対的貧困率は、米国17,1・2位、日本15,3・5位であるのに、デンマークはわずか、4,3です。
現状の資本主義の枠内でも解決可能な問題だと思いますよ。
ただね、そうすると、すぐに、改良主義に”堕して”いるだの、カウッキー主義だのという硬直化した主張をしがちなわけです。
しかし、そうした主張は、実際にはあなたが言うように、
・・・分析不十分でえらそうなことを言えない・・・と言う展望を失った状態を言葉面だけで強弁して、展望があるふりをしているだけだと思います。
其の本質は、窮乏化革命論。
北欧のように、ジニ指数25(世界一平等)だの、(日本は38くらい。統計の取り方によって、農業所得を含む場合とそうでない場合があるという)相対的貧困率、4,3(OECD諸国中最小レベル)
という現実が日本で実現されてしまえば、ますます革命は遠のく一方ではないか、、という、科学的社会主義に対する、誤った狭い理解が根底にある、ということでしょうね。
私から見ると、北欧諸国は社会主義革命に最も近づきつつある社会に見えるのですが。
そう、現代の発達した資本主義社会では、そうした改革改良は(連続的な民主的変革です)ますます、労働者人民の<認識レベル>を向上させ、飛躍的に向上した労働者人民の認識が社会主義革命へといざなう、、そういう歴史的経過をたどると思っています。
それが、カウッキー主義なのかどうかはわかりませんが。
例えば、社会民主主義的変革のもとでは、ホームレス問題は解決できるでしょう。
しかし、労働者人民の認識レベルが飛躍的に向上し、以下のような憲法が展望されるとき、資本主義社会の枠内での社会民主主義的改良で問題を解決できるかどうかは微妙でしょう。
日本国憲法修正何何条
15歳以上の全ての日本国民はその能力に応じて勤労し、健康で文化的な生活を送るのに必要な最低限の収入を得る権利を有する。
(失業の完全否定、障害者でも例外なく)
国は国民の上記の権利を保障する義務を負う。
ただし、勤労の中身については、病弱者や障害者のような場合や、学生などは広範な見做し労働規定を設ける必要があるでしょう。
さあ、どうですか?私はこうした展望は民主主主義革命の段階での展望となると思います。