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「科学的社会主義」討論欄

7/30  寄らば大樹の陰様

2006/08/08 ロム3

 寄らば大樹の陰様は、私の言わんとすることがわかって いない。
 人々は、皆生きるために精一杯戦っている。その上、あなた の好みのために余分な戦いはできない。と、言っているのがわ からないのでしょうか?

>正直、今マルクス主義は「旬」かも知れない。「古典」を読 めば結構面白いし、現実の社会のあり方とマッチしているとこ ろが多い。社会の分析など非常に参考になる。

 あなたが参考になると考えているだけです。

>ロム3さんがどんな読書暦をお持ちか知りませんが、頭から 古典を「古い」と決め付けるのは損だと思いますよ。

 古典は古いからいけないとは言っていません。今の時代に合 わないと言っているのです。現在とこれから迎える未知の時代 を類推するために歴史を知ることは必要でしょう。しかし、マ ルクス主義の古典は偏っています。そのことは旧社会主義国が 消滅したことで実証済みでしょう。

 今日のテレビでも言っていましたが、北朝鮮でもし、戦争が 起こったら、軍部の2割の兵隊は、敵方に投降するだろうと言 われています。
 北朝鮮のような国でも、世界の情報は入っていて、自分たち の国がいかに間違っているかがわかっているのだと思います。 大東亜戦争で日本の敗戦がわからなかったわれわれ日本人とは 、時代が違うのです。

>また日本共産党は戦略や手段は別としても、その名前の通り 共産主義を目指す政党ですよね。たとえ議会主義一辺倒になっ ても終局の目的は一緒、方法の違い、通り道の違いだけ。

 史的唯物論からすれば、名前はどうであれ、共産主義の時代 はくると思います。しかし、レーニン主義は捨てなければなり ません。
 方法が違い、通り道が違えば、違った方向へ行ってしまいま す。
 そのためにかっての社会主義国が今どれほど苦労をしている かをお考えください。

>その一番の理論家が不破さんだし、議員さんもその大半がか つてマルクスをかじり、エンゲルスを研究し、本を読んできた 。中堅の党員の人も、若手民青の学生も、いろいろ呼び名は違 うかもしれないけど「科学的社会主義」とか「マルクス主義」 とかいろいろ言われるものを学んできた。

 不破さんが大間違いの方向へ党をひっぱっていったから、今 の党の弱体化があります。末端のまじめな党員たちは、科学的 社会主義など学んでいません。もっと人間的に現実的な努力を しています。

>これが日本の実態だし、日本共産党の現実だろうし、またあ れだけ綱領の変更を行いながら共産党が「日本共産党」の党名 にこだわるのは、それだけ「共産主義」に思い入れがあるから ですよね。違いますか?

 末端では、党名を変えてくれという意見は多いです。私は変 えるべきではないと考えていますが。

>何も共産主義や、マルクス主義がおかしいとはいえない、過 去のものだと決め付けるのも無理、言えるわけもないのです。

 勉強したい人は、すればいい。しかし、皆が勉強しないから 面白くないというから、抗議したのです。

>なぜロム3さんがマルクス主義が嫌いなのか、その根拠を明 らかにしてほしいものですね。

 別に嫌いではないですよ。レーニン主義が嫌いなだけです。

>そしてもう一つ、「闘う」「闘う」いや「戦う」「戦う」な ど使うなと言われるが、今この格差社会、新自由主義、弱肉強 食がはびこる世の中では、闘わなければ私たちはその生存すら 許されない。

 生存のための戦いは結構です。動物でも必死に戦っています 。
 その上、あなたの主義主張のために戦えというから、抗議し たのです。

>「障害者自立支援法」の10月全面施行を前に、障害者の人 々も立ち上がり闘っている。それに共産党の議員さんの大半も 支援を表明している。

 障害者が戦うのは結構です。賛同者もどうぞ戦ってください 。だけど、誰にも彼にも強要することは許されません。皆、自 分自身の戦いがありますから。障害者と認定されない障害者の ことも考えてください。脳梗塞やら、リュウマチやら、痴呆症 やら、障害者に認定されない障害者にとりかこまれている私で す。私自身も足が悪く、障害者になりかかっています。目下の ところ自分自身が障害者にならないための戦いを日々やってい ます。

>闘えなくて、また生活保護を受けられなくて、自殺に追い込 まれた人もいる。現在の世の中で闘うことを否定したら生きて いけない。

 そうです。自分自身のためには戦わなければ生きてゆけれま せん。
 そこは、動物も人間も同じです。

>「科学的社会主義討論欄」に気に食わないものが投稿したか らと言ってそうむきにならないでください、お願いしますよ。

 他人が自分の思うように戦わないから面白くないとわがまま なことをいうから、意見を言ったまでです。