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「科学的社会主義」討論欄

やすしさま、ご無沙汰です、大村書店です。

2006/08/27 寄らば大樹の陰 60代以上 苦闘するフリーター

 やすしさま。
 7月末より8月一杯、恒例というか色々と忙しくしており投稿する機会が全くありませんでした。
 インターネットも久しぶりに見ているところです。
 さてお問い合わせの”検証スターリン体制の確立”「十月革命とソ連邦の誤謬」は「大村書店」より発売されております。
 大手書店では取り扱っていると思います。
 インターネットでも書名か大村書店で開けば注文も出来ます。
6月19日発刊ですからまだ新しい、私もまだ途中までしか読んでいませんが、なかなかの力作でロシア革命の勝利からスターリンの権力確立とその崩壊まで、時系列的に、また実証的に書かれています。
 読み始めると、面白いというか当時の情勢が、生き生きと書かれており本当に参考になります。
 特に私は、トロッキーのここ一番で弱い性格や、スターリンの見事なまでの独裁権力確立の過程の分析に感心しました。
 よく言われる「マルクス主義のマルクス知らず」とか、レーニンとトロッキーそしてスターリンの区別すら知らない、知ろうとせず、また理解しようとしない人が多い中で、秀逸というかものすごく説得力があります。
 共産党の人、社民党の人また左翼を自称する人には最高のライブラリーです。
 著者の宮川さんも是非読んでほしいといわれていますので、税抜きで3500円と少々高いですが、是非読んでください。
 そして周りのお友達にも紹介してあげてください。
 よろしくお願いします。