社会主義についてユニークで、なおかつ、簡潔にまとめられた意見をご紹介します。私がちょくちょく伺っている『土佐高地の日記帳』という日本共産党支持者の方のブログにおいて、薩摩長州さんという素晴らしい意見を展開されている方のご意見です。
一般論ですが、社会主義の国家の建設のハードルは高いです、樹立するのも高いけどそれ以上に。なぜならいまだ人類がなしえていないことだから。しかし個別具体的な問題としてself様が想起しておられることが、旧ソビエトと中国であるならば、カオスではありません。
日本で1960年代初頭に反スターリン主義として理論的に解明され、打倒すべき対象として規定されています。導きの糸はあるのです。簡潔に述べることのできる内容ではないので、ここでは展開いたしませんが、あえて一言いうならば、レーニン死後の旧ソビエトも中国も、またそれらに指導され成立した諸々の革命たとえば、民族解放闘争としてのキューバ革命も、革命未然ながらそれらに指導されてきた世界中の共産党組織もふくめて共産主義でも社会主義でもない、スターリン主義であり、その主要因は世界革命を前提とする国際共産主義運動の連帯(無償の援助・理論的指導など)への裏切りであり、その特徴は米国との核開発競争に人民のパンを犠牲にしてものめり込んでいった事に象徴される対抗的積極性であり、本質は現状固定の自己保身であり、そのためなら人民の命など気にもかけないしょーもない癌化した社会主義者と共産主義者の国だということです。
最後に、不特定で顔の見えないところでの論理的な議論では、不作法な私ですが丁寧な言葉をつかうよにしています。相手方に敬意をはらわなくては互いの率直な意見の交換はむずかしいと思うからです。対立的な意見ほどそうでないと、お互いあるいはどちらかが嫌な思いだけをして、去っていってしまいます。真摯な対立的意見は金鉱脈であったりするので、やさしくやさしく掘ってゆかねばなりません。とはいえ子猫殺しのエントリーで「人も猫もいきてなんぼ」と口をすべらし、self様より激しく非難されてしまったことは記憶に新しいところです。 ではまた、さようなら。管理人さんまたまたまた長文ごめんなさい。
『土佐高知の雑記帳』の薩摩長州 さんの意見です。
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