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「科学的社会主義」討論欄

プロスタ破綻以降ぐらついているスカンジナビアン氏への反論

2006/10/09 日本国憲法擁護連合 20代 自営業

>社会主義青年フォーラムについては、私も反戦連合氏に言われるまでは知りませんでした。氏が盛んに私にそちらに行くべきだと薦めるものですから、(苦笑)

 あなたややすしさんたちは、スターリン主義が破綻した以降、ぐらついていており、スターリン主義からカウツキーのような立場に向かっているだけです。
 また、よせばいいのに、カウツキー主義的な展開が社会主義だと思い描いているから始末が悪いのです。
 結論的にいうと、あなたがた階級対立を彼岸化する改良主義の展開は、帝国主義社民の二番煎じでしかありません。
 マルクス理論は限界だといみじくもあなたは、結論付けているのに、資本側に立った、非常に反動的な主張だとか、マルクスの主張に他ならない暴力革命論なども、反動的な思考を良くあらわしたものだと思っています。などといいのけるのは、糾弾に値する物言いだと悟るべきです。あのカウツキーでさえ、マルクスは限界だったなどとはいわなかったわけですが、平然とあなたはマルクスは限界だといいながら、資本家階級との改良主義を散々披瀝散らかしているのです。あなたこそ、資本の立場に立った、反動であるということです。そもそもあなたは、賃労働と資本の階級対立を暴露し、労働者階級の立場にたったマルクスを限界だと断言しているわけです。げんにあなたは、その淵源をたどればマルクスの革命論の理論的な限界に行く着くのだろうと思っていますなどとあなたは断言しているではありませんか?
 さざ波通信には、右翼が書き込みしているケースが見受けられ、難癖をつけて回ることもしばしばだが、なかには左翼のふりをするものまであらわれているのではないかといえるでしょう。

>ちょっとだけ覗いて見たことがありますが、正直低次元な話が多くてすぐに興味を失ってしまいました。そんなわけで、よくは知りません。ただ、チリのピノチェト軍事政権を支持したのは誤りだったとか言ってましたから、

 チリのピノチェト群生が打倒され、チリが民主化された事実を受け入れなくてはあまりにも、立場がないということにすぎないでしょう。
 本質的に彼らは、ファシストであり反共右翼だと私は認識しています。

>彼らの言う反ファシズムとは随分いい加減なものなわけです。

 あなたが、民社党を批判できないお立場はなんとなくつかめていますよ。

>但し、反共産主義というのは、旧ソ連圏や、現代の中国、北朝鮮あたりの体制を指していうのであれば、それは一定の説得力がありますが、、。しかし、理念だけではなく、実際の政治行動を見れば、そんな政治的理念を貫く、などというものではなく、ただの反共主義、資本に買収された旧民社党系の流れでしょうね。しかし、私たちまで、右翼社民と呼びたがる”原則的”マルクス主義者という理解しがたい人たちがいて、実際に、彼らの主張を裏付けるような言動を繰り返しているのも事実です。

 あなたは、スターリン主義が破綻したあと、転向していっているだけでしょう。そもそも、あなたはマルクスは限界があると断言しているのですから、左翼面せず、反マルクス主義の政治勢力にでもとっとといけばよろしいのです。そちらのほうが楽でしょう?本音がいえるから。

>そういう主張はよく見ると、私と連合氏の論争でも見られたように、”改良的なあり方などはありえないのだ!なぜなら、資本家階級が決して認知しないからだ!そんな体制では社会が持たないし、国際競争力も無くなるのだ!”と言うようなまさに、資本側に立った、非常に反動的な主張だったりするわけです

 国際競争力も無くなるのだ!”などといついいましたか?嘘はやめときなさい。もっとも、あなたの本音は、マルクス主義など徹底されれば、国際競争力などなくなるのだといいたいのではありませんか?本音が出たのではありませんか? 改良主義がありえないのは、マルクス自身の著作で明らかではありませんか?「資本論」や「賃労働と資本」や「共産党宣言」の位置づけは、改良主義ではないわけですが、あなたは改良主義だから、マルクスは限界だと断言しているのではありませんか?そのくせ、資本の立場に私らが立っているというような、デマはおやめなさい!

>暴力革命論なども、そうした反動的な思考を良くあらわしたものだと思っています。

 「賃労働と資本」にあなたのような見識をわめき散らかす、老組合活動家が登場してきますが、まさにあなた方のような反動をマルクスは注意深く批判しています。老組合活動家の主張は、マルクスらの階級闘争は逆に労働者の賃金を低下させ、労働者を路頭に迷わせることになる、あくまでも奴隷として生きたほうがよいというようなもので、闘ったら負けるという敗北主義に貫かれています。しかし、マルクスは、階級闘争こそが労働者の解放だと断言して老組合活動家を批判しています。現実に、メーデー以来、どちらが、労働者の解放を推進したかは、明らかでしょう。もっとも、スカンジナビアンはソ連の崩壊を、スターリン主義=一国社会主義破綻にみるのではなく、マルクスそのものに帰結させ、改良主義をわめき散らかすことが、目的ですけれども。その意味で、左翼面するスカンジナビアンは反共主義者そのものだということは明らかわけです。

>ところで、<十月革命とソ連邦の誤謬>という本は私も興味があります。何処の出版社でしょうね。
 私は十月革命は、あるグループのクーデターによる権力奪取だったと思っていますが、、。(そのグループとはレーニン率いるボルシェ>ビキですが)

 そういうアプローチも、猪木正道式の反共主義者なにではの発想であって、あなたの居場所は、民社党でしょうか。いい加減正体現したらどうでしょぅ?

>しかし、権力を奪取した後に、その権力が真に、農民労働者人民の権力として、成長し、さらに革命の権力にまで成長転化できるかどうかはまた、別問題でしょう。ロシア革命の場合はレーニン率いるボルシェビキの政治的幼稚さ未熟さのために、そのような革命権力に成長転化できないままに、自分たちの権力の保守・固執へと反動化していったのかなと愚考しています。(その淵源をたどれば、マルクスの革命論の理論的な限界に行く着くのだろうと思っています。)

 猪木正道式の発想を吐露していますね。帝国主義者に変質した、カウツキーもロシア革命には反動的に反対していました。
 ところであなたは、一社会主義批判をまったくしないのはどうしてでしょうか?

>でも、それは歴史に、もし、たら、れば、を持ち込むことになりそうですし、私のような浅学の徒が何かを主張するなどというのはとてもおこがましく、あまり、生産的じゃないかな、ということでそんなにつっこんで考えてはいませんが。その辺はよい解説書、研究書に譲って、それを読んで見たいものですね。

 スカンジナビアンは、謙遜するふりをしていながら、実質、共産主義は終焉した、マルクスは限界だという主張をふりまくために、わざわざ「さざなみ通信」を選択しているのが、見え見えですけれどもね。
 こういうのを詭弁というのでしょうね、銀河さん。
 彼らが、私たちに挑んできているのは、「さざ波通信」を右側から獲得したいということなのでしょう。したがって、マルクス主義の立場を主張するわれわれと対峙しているというわけなのです。
 銀河さんも、彼らの正体をうすうす気づいていると思いますが。