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「現状分析と対抗戦略」討論欄

6.13のスカンディナビアンさんへ

2006/06/20 人文学徒

 原さんの投稿、プリントして何度も読みました。古い党文献 まで引っ張り出し改めて勉強されて、書かれている。例によっ て周到な文章ですね。ちょっと長くて読むのに努力を要しまし たが。スカさんも問題にした新社会党の応援団という党の『猜 疑心』について批判的に言及した次の下りなんか、実に笑えま したね。

「『記事』による批判の論法は、仮に天皇が護憲論をぶてば、 共産党は天皇の『応援団』だという議論である。このような論 法を用いて他者を批判してはならない。共産党の悪しき習性で あり、その品性を貶める。
 良いではないか。『訴え』の政治戦略が改憲阻止の有効な力 となるならば、その政治戦略がある党に利益をもたらそうが、 有利に働こうがいっこうにかまわないではないか。
 『訴え』の提案は共産党にも多くの利益をもたらすはずであ るが、それとも共産党にだけ有利な政治戦略でなければ嫌だと でもいうのであろうか? 『未来の政権党』を自負する共産党 がそんな了見の狭いことでどうするのか?」

 貴方が言われた、以前の中央への質問状の件は無駄ではなか ったはずだから、「たびたび”もの申す”うるさい存在になろ うではありませんか」ということ、僕もそう決意しています。 そして、「平和共同候補」のことでも共産党中央に何かしよう という主旨にも賛成です。ただちょっと考えさせて下さい。原 さんのご意見も聞きたいので、原さんもよろしく。

 それよりも緊急にできることがあります。6月3日の党員欄 投稿で触れましたが、9条の会との「関係づけ」です。「平和 への結集」は7月7日のシンポジウムのあと各方面へ一斉に申 し入れを始めるようです。そこで
1 7日のこのシンポジウムに各9条の会から、各会役員など が参加するよう努力すること。 6時半、日本教育会館大ホールです。
パネリスト:上原公子(国立市長)、川田悦子(元衆議院議員 )、斉藤貴男(ジャーナリスト)、佐高信(作家・評論家)、 湯川れい子(作詞家・翻訳家)
 この顔ぶれなら魅力的で、誘いやすいでしょう?
2 9条の会の会合、ホームページ、ブログなどで「平和への 結集」を紹介すること。僕は早速やりましたが、「記事」のよ うな「偏見」に捕らわれていない人にはすんなり入ること実証 済みです。
3 以上のことなどを通じて、全国の9条の会で「平和共同候 補」のことをどんどん話題にしていき、「将来」に備えていく わけです。

 さざ波読者の皆さんも、こんな努力をしあっていきませんか 。蛸壺の中の、蛸の手の範囲というような「活動」よりも、は るかに元気が出ること間違いありません。