今日は雨がぱらつく中で、憲法改悪反対のビラと署名取
りをした。
しかし、いくら観光地で遊びの人が多いといっても、反応が
悪すぎる、ビラの受け取りが悪い。
20人にやっと一人がビラを受け取り、署名など10分に一
人の割合だ。
しかし今、茶の間ではテポドンが話題となり、北朝鮮制裁が
論じられ、ゼロ金利解禁が新聞のトップを飾るのに、何でこん
なに反応が悪いのだろう。
しかし雨に打たれて思ったこと、それは私達自身がまだほん
の少数派に過ぎないということ、これが現実で、これが当たり
前の反応ということだ。
大規模な集会、労働組合主催の集会、9条の会などでの、ビ
ラや署名への反応を基準にして運動をしてはならないというこ
とだ。
それらには来るべき人、参加すべき人が参加して、当然のよ
うにビラを受け取り、署名もする。
しかしこれはただ当たり前のこと、これらはただやっただけ
で、なんら情勢が切り拓いたのでもなければ、支持者が増えた
のでもない。
世論調査での1%前後の支持が、実際の支持者であり、実態
なのだ。
街頭でのビラの受け取りと署名こそが、私達の実態なのだ。
これを無視して自己満足的に「今日はよく集まった」とか「
よく署名が取れた」などと満足していては、これまでどおり、
連続した敗北に甘んじ、自己満足の積み重ねに終わるしかない
。
極少数派としての実態に合わせた戦略と戦術を編み出し、そ
れこそ必死の思いでの闘いでしか、情勢を切り拓くことはでき
ないのだ。
しかし秋までもう時間がない、みんながバラバラの中で、何
を企画し、何を予定し、どう闘っていくかが問われている。