革マル排除に関しては、別に異論はありません。
スカンジナビアさん自身が直接、革マルになにかされたことありますか? 私は、尾行され拉致監禁され殴られ、自分自身の人生に重大な損害を被っているので実感していますよ。そういう実体験の下に、たぶんあなたよりずっと強く革マルを憎んでいますよ。共闘の原則を守れない勢力を排除するのは当然です。
でも九条連って全員革マル派ですか。浅井基文氏や伊藤成彦氏、ダグラス・ラミス氏、常石敬一氏、樋口陽一氏、藤井治夫氏、みんな九条連の共同代表ですよ。だれか革マルの人がいますか。社民党員が県九条連の事務局長をしている地域もあるし、まったく違う系統の人が主導権を持っている地域もあります。まあ、止めとけっては思ていますけど。
もちろん九条連本体のカネをJR総連が出しているだろうことや、動員する部隊のほとんどがJR総連であることは事実です。でも、九条連が九条連としてあらわれて共闘の原則を踏み外さない限り、「お前らは革マルに違いない、革マルは排除されてしかるべきだ、出ていけ!」っていうことが出来るんですか。それを堂々とやるのが共産党なの。そんなに接点はないけど私の知る範囲では、九条連を代表して共闘の場に出てくる人は露骨な革マルの人を避けているようですし、本当に事情を知らない人が来るときもある。ほとんど控えめなフリをしているし排除の論理を声高に叫んだりもしないですよ。
共産党は「赤旗に書いてあったから」革マル派のはずの九条連を入れるなとか、排除の論理バンバン振りまく。現時点で具体的にどっちが害があるかってことでいえば明らかじゃないですか。革マルが革マルとしてあらわれたり、九条連が排除の論理を振りかざせば、当然排除すべきでしょう。
なお、私が直接共闘するのは非内ゲバ派の人、しかもたいてい現役の党派じゃありません。でも共産党の人の多くは、赤軍も革マルも中核もインターも構改派も区別なく、ニセ左翼を排除しろって騒ぐよ。
まあ、体質が結構近いのかと思いますよ。最近はあまりないようですけど、共産党も拉致監禁暴行とかしてた時代もあるし、今だってその点を自己批判はしてないでしょう。