私が『しんぶん赤旗』のアンケートをよんだところでは、アンケートに応じた青年は、「日の丸・君が代」の内容について、例えば「君が代」の「君」の意味がよく分からなかったり、「あなた」と言ったり、「学校で始業式や卒業式でながれるから仕方がない」と言う意見が多かったのが、記者が「日の丸・君が代」の法案のことを伝えると、青年は、「君は天皇のことというのは、ちょっと古い」、「日の丸・君が代は賛成だが、これを法案にして強制するのは、どうかな?」といった意見に変わりました。
10年前に裕仁天皇が死去した時の「昭和天皇死去」キャンペーンのときは、青年は多少の抵抗(ビデオテープを見る)がありましたが、大半は、「天皇陛下のことを悪く言うやつは、共産党か?」とマスコミや職場、地域で圧力がかかりました。
あれから10年がたって、青年は、天皇のことを堂々と批判できるようになりました。
「日の丸・君が代」法案が青年の間では、反対が多いことがわかりました。