私は今まで共産党の活動を直接支援したことはありません。民青にも入りませんでしたし、また共産党員や民青の友人もいません。しかし共産党及び共産党の政策を一応はずっと支持しており、選挙でも共産党に投票しています。
「共産党員による共産党指導部を批判するホームページ」 ということで期待して読んだのですが、正直言って失望しました。共産党内の極右(それとも極左)の人々の御意見だろうと思いますが、私のように共産党に属さない者から見ると、「40年前のメンタリティそのままの共産主義者」でしかありません。現在の共産党にもこのような人達がゴロゴロしていたことをここを読んで知りました。既に世界中でそのような共産主義は自滅しているのです。もう存在していないのです。マルクスやエンゲルスが唱えた共産主義思想の誤りは歴史が証明し、プロレタリア革命とは総て失敗に終わったのではないですか。自分らの基盤はもはや存在しないことを知るべきです。
私は共産党を支持してはいますが(他に支持できる政党がないので)、しかし嫌なところもたくさんあります。そしてここにはその嫌なところが露骨に出ています。ブルジョア議会主義だのボリシェヴィキの歴史だの、どうやってソビエトが成立したとか、ブルジョア政府だの・・・ブルジョア・マスコミ・・・・こんな単語を今更持ち出す議論とは共産党内でもうけないのではないかと思います。「自分だけが自分達だけが、国民・民衆を救うことができる、他の奴ら・政治家は皆詐欺師だ、それとも政治社会を知らないアホだ。」 と信じきっている哀れな人達に見えます。(スッパマンみたいな。)
国旗・国歌の法制化、また不破政権構想(安保凍結)など、ここで批判されている方針を私は「ようやく共産党も。」 と歓迎しました。国民のためにならない共産党から、国民のためになる共産党への脱皮が始まっていると感じました。未来永劫に極小野党のまま、原則論を唱えて国民の嫌われ者のままでいるつもりなら従来のままでいいのです。
しかし、共産党の国政への影響力を増して、今の日本が置かれている危機を少しでも回避しようと考えるなら、不破委員長、志位書記局長(現共産党指導部)による選択は最良と考えます。私は共産党の解体と再編成を望んでいますが、それができないのなら、不破政権構想のような形で日本の政治に参加するしかないでしょう。
日の丸・君が代は法制化すべきです。小中学校、高校の卒業式に日の丸を掲揚し君が代を歌うことも法律で義務づけてもそれは悪いですか。現在は法律で義務づけられていないにもかかわらず歌わされているのです。この方がもっと異常です。教育現場では「日の丸・君が代」について、先生方は積極的に発言し生徒に教えたら良いのです。白地に赤い丸(どう考えても真っ赤かの唯我独尊独裁国家の象徴)の前で、2000年前からの皇帝(天皇)を讃える(前世紀の遺物としか思えない)国歌を歌うことで、多くの生徒・学生は日本が未だに前世紀の社会体制にあることを身を持って学ぶでしょう。子供達には現実を教える・知らせることが重要です。誤魔化していてはいけません。または、「国や公権力は国旗への敬礼や国歌を歌うことを何人にも強いてはならない。」 なる法律を定めるべきでしょう。
私たちとは逆の立場からの見解で、興味深く読ませていただきました。なお、本投稿には、投稿者のホームページのURLが記載されていましたが、該当するHPには「アウシュヴィッツの嘘」なるページがあり、そのようなページとのリンクはいかなる形であれ行わないという見解から、掲載は見合わせていただきました。(編集部K・S)