まず第一に英米の連合軍に対して戦費を支払う事になります。
本来は、イラクの国民が、自分達でやるべきことを米・英にやらせる形になったので、仕方がないですね。
かつて軍事侵攻をしたイスラエル・イラン・クウエ-トに対しても賠償金を支払う必要があります。
ろくな大義名分もなく他国に侵攻したので、今後の外交を考慮に入れなければなりません。
そして反フセインを掲げ、フセイン政権に迫害されてきた人間からの報復を受ける事になります。
お金で片付くレベルならまだ良いのですが、多分殺される人もいると思います。
特にフセインの親族やバ-ス党員・特別共和国防衛隊・サダム挺身隊などは、その責任を免れないでしょう。
これらの人間は、独裁体制に組みした人間として、見せしめのため相当悲惨な末路が予想されます。
あまり同情も出来ないためこれらの人間は、誠心誠意、罪の償いをして許しを請うしかないでしょう。
無政府状態下で、気持ちよく略奪・強盗・放火をしている人間も、治安が回復したらどんな責任を取らされるか、良く考えた方が、良いと思います。
巨額の賠償金が必要になると思いますが、埋蔵量世界第2位の石油があるので全然問題ないはずです。
いままで軍事費に回っていたお金も、復興資金に充てられるはずです。