おっしゃるとおり、ここは「イラク戦争討論欄」ですから、パレスチナ問題に関わるのは(その戦争の背後で、重大化していると考えますが)不適切かもしれません。だから最後とします。
いろいろ言いたいことはありますが、下記引用の認識が、私には、事実として問題にならないと思われます。「パレスチナ問題」の本質は「テロ対策」ではなく、イスラエルの(今も継続する)「占領」にこそあると考えます。
「現在のイスラエルに占領地は、ないものだと思っていました。
第三次中東戦争で獲得した土地は、確か併合されたはずですが。」(高弘さんの投稿から)
これでは、今後問題になるであろう「パレスチナ国家」をめぐる議論も、出て来ようがありません。前回も私は「占領地からの撤退」と言う国連決議もあるし、それが問題だと(例えば)河野太郎も言っていると書いたのに。
28日、「パレスチナ子どものキャンペーン」(ホームページがあります)というNGOの主催でおこなわれた、ジャーナリスト土居敏邦さんの、ビデオを含むガザ報告会に行きました。3月下旬、イスラエル軍によるパレスチナ人の家屋破壊を阻止しようと、ブルドーザーの前に立ちはだかって殺された23歳のアメリカ人女性(レイチェル・コリーさん)の、死ぬ何日か前の映像もあり、胸が痛みました。なお、銃撃と戦車とブルによる家屋破壊、パレスチナ人の追い立ては、ガザでは日常茶飯のようです。その内容は、5月4日、日曜日、TBSの「報道特集」で流されるそうです。時間があったら、ご覧になってください。「占領下」パレスチナ人の現在(の一端)を知ることができるかと思いますので。
では、長いことすみません。場違いな部分を含む投稿を掲載してくださった編集部の皆さんにも感謝します。