長壁さんの投稿をいくつか拝見しました。
それで感じた事は、少し(かなり?)アメリカに対して偏見を持っているように感じました。
イラクという国は、かつてイスラエル・イラン・クウエ-トに軍事侵攻しましたが、とても現在のアメリカのように容認できる理由が見つかりませんでした。
国内にしてもクルド人をはじめ反体制の人間を何人も殺していますよ。
国民に対して自爆攻撃をしろと言っているのです。
死ねば殉教者になるとか、存在しないアラーというものを引き合いに出して神のために戦えとか言っているのです。
現在の日本の教育を受けた人ならとてもこんなことは理解できるはずがありません。
「アメリカは、人間としての尊厳をもった国、民にしてみれば、恐ろしい脅威になる」とありますが、もし仮にイラクの国民が尊厳を持っているのなら多分フセインのような人間は許しておかないと思います。
ではイラクの国民が尊厳を持っていないのかと問われても答えようがないのですが、少なくても反フセインのイラク国民の方が、まだ分別があると考えます。
ひとつひとつ長壁さんからの問いに答えたいのですが、あまり長くなると読みづらいのでいくつかに絞ります。
「アメリカのとてつもない一国独裁支配を、武力でつぶすことを容認なさいますか。」とありますが、容認しません。
なぜならアメリカは独裁国家ではないからです。基本的人権が保証され言論の自由がある国は、独裁国家とは普通は言いません。
「独裁と言う言葉ですが、何時、誰に対する、どのような独裁なのでしょうか。」
これはフセインが権力を掌握した時から今現在まで続いている、反体制派の人間を弾圧する体制を示します。
「立場、時代、状況が違う他国のことを、とやかく言う資格があなたにあるのでしょうか。」
質問に対しての的確な答えなのか分かりませんが、他人を誹謗中傷している訳ではないのですから言っても構わないでしょう。
「今瀕死の状況に陥っている、いえ、陥らされているイラクの民衆の存在は、あなたにはみえないのでしょうか。」
テレビで毎日見ています。ただ彼らは戦時中ということを理解しているのでしょうか。
何故いつ爆弾が落ちて来るか分からないような所に居るのでしょう。
一般市民なら早く避難する事を進めます。
アメリカ軍に投降すれば保護してくれるはずですよ。