東さん。
あなたは、「イラク戦争討論欄」で、パレスチナ問題に関わるのは不適切だとか、場違いな投稿だとか、書いておられましたが、決して、そんな事はありませんよ。むしろ、あなたが、パレスチナ問題を取り上げたのは、正しかった、と思います。むしろ、間違っているのは、イラク戦争と、他の問題を切り離して考えようとしている、高弘でしょう。
イラク戦争の悪い事の1つは、パレスチナ問題、チェチェン紛争、など、世界の他の地域で起きている戦争、人権侵害、等を見えにくくしてしまった、という事です。イラク戦争以外にも、パレスチナでは、イスラエル軍による、パレスチナ民衆への人権侵害、家屋破壊にみられる生存権の侵害が、同時に、起きていたのです。それに反発する、パレスチナの過激派による、テロ行為も起きていたのです。
そして、ロシアのチェチェン地方では、ロシア軍による、チェチェン人への人権侵害、生存権への侵害が起きていたのです。
問題なのは、日本のマスコミが、イラク戦争の報道ばかりに熱中し、イラク以外の地域で起きている戦争、人権侵害事件を報道しなかった、という点にあるのです。ですから、東さんが、パレスチナ問題を取り上げたのは、それで良かったのです。
そして、イラク戦争と、パレスチナ問題、チェチェン紛争、等は、根本的な所で1つに、つながっているのです。
それらは、いずれも、
①大国、あるいは、大国の手先による、民族自決権への侵害です。
②さらに、これらは、いずれも、侵略された側の民衆に対する、人権侵害、生存権と生活権への侵害、を伴っています。
ですから、もしも、戦争反対、人権侵害に対して反対、というのであれば、イラク戦争以外にも、当然、パレスチナ問題、チェチェン問題、その他、世界各地で起こっている、戦争や人権侵害に対しても、当然、発言し、問題にしていかなくてはならないのです。
東さん。これからも、この「イラク戦争討論欄」に、パレスチナ問題について、引き続き投稿して下さい。お願いします。