国際連合は、第2次大戦の戦勝国が、常任理事国になり、その中心にいます。
これらの国は、拒否権という桁違いの特権を有しています。
常任理事国は、一国で国連決議案を否決させるため、積み上げた多数決の論理を無効にしています。
国連が有効に働くためには、全ての理事国が、平等な権利と義務を有していなければ、正常に機能しません。
正常に機能させるには、どうしたら良いのでしょう。
常任理事国をなくしてしまえば良いのです。
どうやってそれを実行するのかは、難題でしょう。
非常任理事国が声をあげるしかありません。
特に日本が、その中心になるべきだと思います。
どれ位の影響力を有しているか分かりませんが、国連負担金の負担率の高さと非核保有国のため、拒否反応度は少ないと思います。
理事国になる条件を次のように設けたいと思います。
(条件)
①核・生物・化学兵器を保有しない。
②民主国家である。
この条件に合わせれば現在の常任理事国は、全て失格ですね。
現在各国が、保有している大量破壊兵器はすべて国連で一括管理し、今後生産を禁止します。
現在の常任理事国を納得させる事ができるかが、最大の難問でしょう。
これができれば、現在唯一の超大国であるアメリカに代わる、実行力を持った強力な組織になりえると考えます。