イラクの学校で、民主主義を生徒にどのように教えるか、現場の教師が、戸惑っているようです。
現場の教師曰く、今まで民主主義の元で、暮らしていた経験がないからだそうです。
これは、あまり難しい事ではないと思います。
独裁が長く続いたため、『無知』と『恐怖』が、蔓延していたのでしょう。
『無知』は、イスラム教を元にした価値観を作りだし、『恐怖』は、独裁を黙認する思想を生み出します。
政教分離の政策を打ち出し、判断基準に合理的な考え方を用いれば、問題ないでしょう。
独裁を否定し、言論の自由や基本的人権が保証されている、と説けば良いでしょう。
これからは、軍事ク-デタ-でも起こらない限り、民主化への道を歩むと思います。
現在は、まだイスラム教徒の力が強いようですが、民主化勢力が台頭してくれば、反米の思想も少なくなると思います。
反米・反イスラエルの思想は、イスラム教が、キリスト教やユダヤ教を敵視する、宗教的な意味合いの部分が大きいと考えます。
民主化が進めば脱イスラムが進み、イスラム原理主義を掲げたテロ組織も、弱体化して行くと思います。