意味は少し違うと思いますが、以前「塀の中の懲りない人々」という小説があったり、「ああ言えばこう言う」と揶揄されたひとがいました。
北朝鮮への対応を問われて無視することから始まり、世界のマスメディアへの無批判を指摘されてもいなおり、民主主義をアプリオリなもの、平板で、固定した観念ではなく、歴史の中で発展し、自らを止揚するものとして捉えることが理解できず、最後には共産党は党員しか変えられないといっていながら、アメリカのイラクへの侵攻を解放戦争だといって容認し、論理矛盾に陥ってしまう。いくら貧しい「民主主義」者でもこれではあまりにもひどすぎる。
貴重な時間と労力をさいてここに集まるのは、世界と日本の現状と将来に対して、異議を申し立て、抑圧された人々との連帯を通じて個々人の生を確認するためだと思う。
もう少し広く、深く勉強しょう。知らないことがいっぱいある。人は何を考え、行動しているのか。こう思うとき、真摯な意見や報告と自分の頭の中だけのドグマの展開者とはおのずから区別がつくというものだ。
心当たりのある方、お分かりいただけたでしょうか。