東さんからの高弘に対する投稿を見ていると、間違いを指摘するだけなのか、と考えてしまいます。
討論というよりも批判がメイン。
高弘の投稿に対して、東さんが添削してそれで終わり。
それに対して反論しても、再び添削をするのみ。
これの繰り返しでしょう。
討論を求める側が、まず相手が何をテ-マにしての投稿なのかを確認し、それに沿って話を進めるべきでしょう。
ひとつひとつ間違いを指摘してくれるのは良いのですが、それで終わりでは、ちょっと味気無いです。
「高弘の意見・考え方は間違っている、だから訂正して下さい、もっと勉強してから発言して下さい。」
この論調では、討論からは程遠いです。
東さんは、本題を取り違えているような気がします。
現在、自分は戦後のイラクの話をしているのに、未だに戦争の是非を問うような話を持ち出したり、アラブ・イスラムの知識の正確さを問うような内容でしょう。
イラク戦争を容認しても、反戦派の人の考えを否定はしません。
討論の過程で、反論する事はあっても、それ以上どうこう言うつもりは無いです。
質問に対して答えても、一部の反戦者からは、人格に欠陥があると指摘される始末です。
正直あまり面白くありません。
これでは、意義を見出す事が出来ないのです。
以前も言ったのですが、賛同してもらえる部分は無いのですか?
そうすれば、もっと違った方向で話が出来ると思います。
考え方の違いを問うよりも、色々建設的な意見を出し合う方が、有意義だと思います。
今回の内容についてです
『宗教を問題の根本にあるとするのは高弘さんではないか』
これは政教分離の考え方が大切だと言う事です。
イスラムを貶める、と言う事とも関係は無いです。
宗教的な考え方を現実に持ち込めば、どこかに無理が生じます。
神様を人間の上に持ってくれば、現実とぶつかります。
人が何かを成し遂げても、「全ては神の思し召しです」みたいな解釈をしたら、人間の功績が吹っ飛んでしまいます。
カルト教団を見れば分かるように、宗教依存は危険なのです。
共産党と敵対している宗教政党を見れば一目瞭然です。
『「無知」とイスラームを結びつけるのは、まさにイスラームを「貶める」行為だと思う。』
現象面を見てそう感じたのだから、しょうがないでしょう。
個人的に感じた事まで、いちいち批難する必要も無いでしょう。
その見方は違う、このように見る方がより正しいのです、と言えば済む事では無いですか。
イラクの教師が、民主主義が何なのか分かっていないから無知だと言ったのです。
近代国家なら大体取り入れている制度ですよ。
普通に考えたら、学校の先生が、民主主義を知らない訳無いでしょう。
イラクでも海外に留学して教育を受けた人は、大勢いるはずです。
イスラムが、どんなに長い歴史があったとしても、現実に適合しなければ、変えて行くしかありません。
アメリカが変えるのでは無く、イラクの人自身が、そう考える必要が有るのです。
自分達の運命は、宗教や個人に委ねずに、自分達で決めるのが民主主義です。
そう考えれば、独裁者などは、長く君臨する事は出来ないでしょう。
『イラクの「大量破壊兵器」保有、その「脅威」という戦争正当化には虚偽があったのではないか』
大量破壊兵器は、現在の所、見つかっていません。
まだ結論は出ていませんが、無いのかもしれません。
でも、もう少し様子を見ましょう。
脅威は、フセインがイラクの指導者である限り消えません。
「劣化ウラン弾の自発的撤去について」
イラクの人は、何でもかんでもアメリカ軍に責任を持って行かないで、自分達で解決できる事は、自分達で行うべきだと言う事です。
劣化ウラン弾の処理方法は知りませんが、イラクの知識人がその辺を指摘すれば、片付ける事位はできるはずです。