おそらく、多くの方々は「米英軍の圧勝」と感じたであろう。特に卑屈なまでのアメリカ賛美者の高弘氏は嬉しくて狂喜状態だったことが伺いうることである。軍事オタクの石破「防衛庁長官」などは米軍戦車のプラモデルを飾っているだろう。
多くの方々は真っ黒焦げのM1A1戦車を見て驚いたであろう。しかし、驚くには値しまい。何故ならば、戦車は半径で千メートル以内での攻撃には太刀打ち不可能なのである。つまり、イラク軍は正面からの戦車戦をさけ、ゲリラ部隊での遊撃戦術をおこない、米英軍を消耗させる戦術を取ったのであろう。あの、黒焦げのM1A1戦車はゲリラ兵の携帯式対戦車ロケットによる「戦果」であろう。
しかし、イラク人は米英軍に抵抗を続けている。散発的なテロやゲリラ戦で消耗戦を行っている。つまりは米英軍の統治機構を寸断せる戦法である。
米軍が攻撃した「化学工場」は実は「ミルク工場」であったり、さらには「軍事施設」と思しき場所が実は病院だったりと、「大量殺戮兵器の撤去」の「大義名分」すら反故である。
米英軍がバラ撒いた劣化ウラン弾は多くのイラク人の命を奪っている。しかも、「経済封鎖」でクスリすら無いのである。
自衛隊の派兵は事実上の参戦行為である。イラク人にすれば「敵」であることはいうに及ばない。
ネオナチ集団「救う会」は北朝鮮への戦争を煽動し、日本のネオコン集団は米英軍にベッタリである。
しかし、不破共産党は「外交ごっこ」に興じる体たらくなのである。