NKさま、あなたのような、良識的な、まともなかたがたによって、もっとも、戦争は、営々とつづけられてきました。明らかな、短絡的な戦争推進勢力は、その分かりやすさが、みえすいているだけに、さほど、進言しなくてもいいのですが。NKさま、じつのところ、あなたのような方が、ほんとうに、この平和な民主主義国家では、戦争推進には、重宝な存在となります。
ほんとうに、悲しくなります。わたしが、200点の原稿で訴えてきたことは、あなたには、理解されていなかったことがわかりました。
NKさま、あなたの理論を、そのまま、まず、米国とイスラエルに向けて、展開してください。
何百回も言ってるような気がしますが、今回の戦争は、アメリカの捏造、世論誘導の最たるものでした。プロパガンダはつぎつぎ、崩れ、真実の報道がぎせいとなって、何万のイラク民衆の犠牲と、ジャーナリスト、反戦活動家の殉教がありました。今現在も、つづいています。
戦争を遂行した米英の更なる無法な占領政策の上に今回のテロ攻撃がおこったことの重みを、しっかりと認識してくれませんか。あなたが、どこまで真実を知る立場にいらっしゃるのか知りませんが、日本のメディアは、その9割が米国製ですよ。
今回の事件は、まず、非道なアメリカ及びイスラエルの蛮行を黙認している国連つまり、国連を代表する世界への異議申し立てです。このことの認識もあなたがたにはないのでしょうか。国連の職員の死をいうまえに、それこそ、何の罪もないイラク民衆の何万の死を、手足を奪った日米英の加害をまず、認識しましょう。その後です。加害国の犠牲をいうのは。
結局、あなたがたは、殺戮者の側からおりようとしないのですね。いい加減、日米安全保障条約の枠組みから、ぬけて、一人の人間としての意見をいいませんか。戦争国家の枠組みの中での論を展開することは、戦争勢力にからめとられるだけです。共産党理論の間違いをあなたも、どうか、きづいてください。ほんとうに、この認識が是正されない限り、戦争は、とめどもなく、ひろがります。
1万歩ゆずって、国連の立場を最優先したとしても、これによって、米国は、イスラエルは、どうですか。「文明にたいする、国際社会に対する挑戦」として、2年前と同じセリフを繰り返しながら、過激派とされたイラク民衆をパレスチナインティファーダーを、殺戮しまくっています。
国連に真心があるのなら、米軍の傘下で行動することをまず、きっぱりやめることでしょう。いえ、それよりも先に、「戦争の口実をお膳立てしたこと、占領政策を認めたこと」の撤回でしょう。このことなくして、今回のテロ攻撃非難は、する資格はありません。
NKさま、あなたに、こうして、集中攻撃してしまうことになるのですが、これも、タイミングです。そして、わたしは、非難しているつもりはなく、あなたのような方こそ、真実に気づいていただきたいとおもうからです。もちろん、私への更なる反論が望ましいとおもいます。討論というのは、認識の違いを曖昧にしていては、意味がなくなります。ここで、ある方々が、意見の多様性云々とおっしゃいますが、その多様な意見を集約し、核を共有していくのが、戦争討論に向けた建設的なあり方ではないかとおもいます。もっとも、戦争容認討論なら、話はちがってきます。
そういうかたもいらっしゃいますが、そういう方は、本来、このさざ波の趣旨に反したかたがたであるということになります。
最後に、私の感想は、「温度差」です。切実感の差、この差を埋めるべく、今まで必死でメールしてきたのですが。