レーニン著「何をなすべきか」によると、レーニンはテロリズムを排斥しました。私
が考えるには、レーニンはテロリズムを道徳的・倫理的悪としてではなく、手段とし
て役に立たないから、排斥したのだと思います。
獏Bさんは「何をなすべきか」を読んだことがあるようなので、この点、ご意見お願
いします。私は今、不覚にも「何をなすべきか」を手にしていません。
また「全党大会における諸委員会および諸グループの報告の問題について」という文 章の中には、「エスエルの弱さあるいは強さの特別の条件は? テロルへの心酔は、 学生のうちには? 労働者のあいだには? 農民のあいだのエスエルの活動は? そ こでの彼らとの結びつきと活動の性格は? 彼らの農業綱領の影響は?」とテロを闘 争手段に使った社会革命党(エスエル)への警戒心が示されています。
「左翼小児病」には「われわれが個人的テロルをしりぞけてきたのは、それが目的に
かなったものでないからにすぎないのであって、フランス革命のテロルや勝利をおさ
めた革命党が全世界に包囲されたときやむなくおこなうテロル一般を『原則的に』非
難しかねない人たちもいる」(国民文庫 大月書店p26)とあります。
democratさんは「左翼小児病」を読んだことがあるようなので、この点意見をお願い
します。
・レーニンの思想は現代では通用しないのか
・もともと発想が間違っていたのか
誰がどの意見をもっているのか、頭の中がごちゃごちゃしてきましたが、よろしくお 願いします。