「イラク戦争、毒の遺産」紹介してくださり、ほんとうにありがとうございます。私も、印刷し、ドアに貼ろうとおもったのですが、カラーがうまくでなくて、あきらめました。そのかわり、赤旗の新聞の志位委員長の国会討論をはっております。
私は一月からここさざ波に参加して、あえて、北朝鮮問題とイラク戦争=テロリズムを導いてきました。戦争の根源であり、北朝鮮バッシングが戦争有事にもっていく国策そのものであることを理解してもらいたかったのですが、戦争プロパガンダは強固にできあがっていました。ぞろぞろぞろぞろ出てくる軍国亡霊者たちにわたしは、いま唖然としている状態です。
私は1月1日、「イラク戦争と北朝鮮バッシングに反対します。地球上のすべての命が大切にされる一年でありますように」と書いた紙をドアに貼りました。そして、さざ波には伝言板に、小泉首相の胸のうちと題して、靖国に参る彼の代弁をコメントしました。同時に、「さざ波が拉致されるかと思いきや」と、川柳で投稿を開始したのです。
3月、主に、迫りくるイラク戦争でやりとりがあり、そこで、さざ波規定に反した高弘氏が退場しました。彼は明確にイラク人の尊厳を蹂躙し、誹謗し、あろうことか、「劣化ウラン弾撤去の費用もイラク人が負うべき、何故なら、独裁者を代わりに倒してくれたのだから」と、米国擁護もはなはだしい論を展開してくれました。これには、みなさんの多数の熱意ある議論の応酬がなされましたが、高弘氏は、最後まで、そうした反論に耳を貸さず、徹底した妄想を構築しました。今でも、他の掲示板でその節をくりかえしております。
で、私がつくづく思うのは、ここまで、戦争国家になってしまった背景には、これらの人びとを作り上げたシステムがあるのであろうと思います。共産党のあり方もそうでしょう。根源を曖昧にして、なしくずし的にやってっきたことのツケがと問われるべきでしょう。
伝え聞く激しいレッドパージにも、「耐える」あるいは「避ける」といった闘い方ではなかったかと、私は勝手に解釈しております。もちろん、党の方針としての意味ですが。個々の猛烈な闘いぶりは各著書で拝見しました。
獏Bさんがいくつかしめしてくださった共産党員の資質、日本人の資質、男のなかにある差別意識、民族差別と女性差別が一体になった日本人の買春旅行などは、よく耳にすることです。
そして、今、それらのいきつく先が、戦争となってくりひろげられています。獏Bさんにはもうしわけないですが、戦争はやはり、男がするものだと私はおもっています。リンチなどのように女性兵士もいますが、男にならされたにすぎません。こども・命を生み出す女には、戦争の光景は、どれもこれも身震いするばかりです。一瞬の映像からでさえ、子宮と心を直撃するような衝撃をかんじます。
獏Bさんが今まで投稿してくださったどの文章も素晴らしく、誠実な人柄があふれており、すべてに違和はありません。
昭和天皇の死去の際、私は戦後を総括する本を天皇のXデーに向けて、つくっておりました。
賀状をやりとりしていた長い友人から、言い訳めいた葉書が届き、私は謹賀新年の賀状をだして、最後としました。
今回の北朝鮮問題をめぐり、これまたアフガン攻撃では意気投合した友人(共産党員・教師)と、意見が決裂し以降、交流をたっています。
個人の感情によりそう、マスメディアを手名づけた国策がいかに、効をなすかということです。私は共産党に注文をしてきたように、その時々の情勢次第でつまり、圧力次第でつぶれるような「反戦」は意味がないとおもっています。
共産党のお勉強会やお祭り行事では、ラチがあかないのです。そうはいっても、ようやく、最近、戦争のセの字が文章内にでてくるようになって、すこしは、見直そうかなとおもっているのですが、先日、イラク派兵反対の集会の案内に目が点になりました。キーワードとなるコイズミのセリフがまちがっているのです。電話にでた女性に間違いを指摘しても、ピンとこないのですから、話になりません。
でも、獏Bさん、毎日、毎日、鉛を飲み込むような日々のなか、獏Bさんの文章や大樹の陰さん(今は韓国でしょうか)、さつきさん、川上慎一さん、明るい会さんたちの文章にはげまされています。 ちょっと過激さんもときに視点をかえた投稿で参考になりました。
暁行動隊隊員さんは、彗星のごとく現れて、共産党に対する付き合い方を提言、なるほどと納得させられます。その気持ちに共感します。
はっきり言って、今、さざ波でされているやりとりは、討論といえるものではありません。コイズミと野党がやってる類のレベルかもしれません。
反論派は今の戦争の実相が全くみえていず、国策下にある企みがまるで理解できません。
党に入って、5年ほどの無色透明の私に、やれスターリンの化石だの、左翼共産主義だの、無知なわたしには意味不明の論調でせまってきます。多くが六十代でしょうか。獏Bさんからご覧になって、どう、おもわれますか。
先日の投稿、獏Bさんの憤怒がびんびん伝わってきて、感動したものですが、どうか、病気にならないようにしてくだしね。わたしは、今、体調を崩しています。
これら反論派には、おいおい、返事をだすつもりですが、元気でないと、ちょっと、かけません。
いかにも、悪しき共産党の旧弊をしょっている方々のような気がしています。どれもこれもが、まるでひとりのかたが書いたような、思考・文章です。いつか、不破議長からの返事に律儀な文章がかえってきましたが、なんとなく、あい通じるものがあるような感じがします。
こうした、共産党員がいるというのも、また、現実でしょうか。
ですが、獏Bさん、どうか、最近の赤旗をみてください。9・11のころとはかなり違ってきています。直後から批判し続けてきた「テロも戦争もだめ」論は、姿を消し、ときに「テロは警察と司法の裁きで」などといった論調もみうけられますが、おおかたは、進歩しているとおもいます。
ハマスを私は意識してとりあげましたが、ゲリラ・過激派一辺倒だったのがハマス活動家と書くようになったのも新しい発見です。
アフガンのタリバン対米軍の闘いを「聖戦」と中見出しにありました。ようやく赤旗は、戦争の実相に視点がいくようになったのだとおもいます。
獏Bさんが、朝鮮人になり、アラブ人になり、奇形児の赤ちゃんをみて嗚咽するヒューマニズムをもつほどには、まだまだ程遠いですが、今ある政党の中で、そうはいっても、もっともまともだと、おもっています。
一体、民主党がそのいってることもそうですが、まいにちの新聞で、これほど、戦争反対を訴えている政党機関紙はありません。
ヨドバシカメラの件もそう、武富士の件もそう、日栄から始まるサラ金の闇をつくのは共産党がぴか一です。研修生の医師への年間所得を確保させたのも、過労死の連載も共産党です。
その他、ミスを差し引いてもあまりある活動・実績は、共産党ならではのものだとおもいます。こうした共産党の実績があまりにも、しられていません。宣伝がへたくそなのです。マスコミも一切応援しません。あと一ヶ月、さざ波の皆さんが、本気で応援すれば、共産党は、必ず、大躍進できます。共産党の自覚も必要であることはいうまでもありませんが。
今から新しい政党をつくるのでは間に合わないのですから、戦争路線はしっかりと引かれ始めた今、民主党のようにその路線に手を貸した前科つきでは、イラク派兵阻止などできません。票のためにいっているのは見え見えではありませんか。少々躍進し、共産党以下になったときなら、共産党の反戦になびいてくれるかもしれませんが。逆は絶対ありえない。
この秋以降、日本の地獄化がはじまるのか、
若者の戦場死がはじまるのか、
これを選択し、決定するのは、総選挙である。
まさに、日本人の民度がためされる最後のときであるとお もいます。