始めまして。
赤嶺氏の予算委員会での質問ですが、私も「レジスタンス」とは突っ込んだ事を言うなぁと思いました。確かに今のイラクの現状は非常に複雑で、各地で頻発するテロがどういう性格のものか一概に言えないとは思います。(赤十字や国連施設、イラク同胞への、米英以外へのテロはCIAの陰謀説まであります)しかし、ややもするとテロ擁護に取られかねない「レジスタンス」発言は意外ではありましたが、逆に新鮮に感じた事も事実です。赤嶺氏としては、米英の占領政策がイラク人民に受け入れられていない、その事を強調せんがために、口が滑ったのかもしれませんね。
あと、小泉氏が持ち出した、イラクでの世論調査ですが、おそらく米ギャラップ社のそれだと思うのですが、確か回答率97%といいますから、多分面接方式でやったはずです。標本数は1000人で、(非常に少ないです)抽出方法等不明ですが、あのイラクでまともな世論調査はおそらく無理ではないでしょうか。ちなみにその調査では、8割の人が、米英の戦争目的を「石油とフセイン打倒」と答えているそうです。(大量破壊兵器発見のためと答えた人は殆どいなかったようです)いずれにしても、かなりのバイアスの掛かった資料で、(統計の専門家は世の中の世論調査の殆どがクズといってますが)そういうものを自衛隊派遣の論拠の一つにされてはたまったもんじゃないでしょう。
翌日の赤旗に赤嶺氏の質問の記事が1行もなかったので、おかしいなと思ったのですが、今日出ていましたね。
赤嶺氏の「米軍の撤退と言うようなことを、今世界がそいいう事を問題にしているんじゃない・・・」が党の見解と違うという事らしいですが、瑣末ですな。国連中心に枠組みを移すといっても、それまでは米英軍はイラクの治安に責任を負うわけですから、党の見解が、ただちに撤退せよなら、赤嶺氏の質問は問題でしょうけど、私は赤嶺氏の質問は概ねよろしかったとおもいますよ。長くなったのでこの辺でやめます。
・・・あとTV中継はちゃんと最後までやってましたよ。
気にしないで下さい、単なる感想です。