25日の私の投稿に関しまして、管理人様のコメントを受け、質疑内容をビデオで確認しました。赤嶺氏の「米軍の撤退なんというようなことを、今世界がそこを問題にしているんじゃない」、「今国連で米軍が撤退せよと言う、こういう議論は起こっていません」という発言に関しては、共産党の主張とは異なるとすでに「しんぶん赤旗」電子版で指摘されているところです。この点では、多くの党員や支持者からも指摘があったようです。
私には、赤嶺氏が「力ずくの」占領政策から「温和な」占領政策への転換を主張しているように取れました。綱領改訂案の説明の中で、不破氏は
綱領改定案では、いまのアメリカの世界政策を「アメリカ帝国主義」と特徴づけています。これはたいへん根深いものですが、私たちは、この規定を永久不変のものとは見ていません。アメリカが一国覇権主義の世界戦略をすて、平和の国際ルールをまもることになれば、状況が違ってきますから。
と述べていますので、この立場に立てば、そのような主張も可能かなと思ったのでした。それをいきなり偏見を持っている小泉首相に理解させることが無理で、失敗に終わったのかなという印象でした。しかし、これは私の読み過ぎだったようです。
ただ、イラクの状況をレジスタンスとして捉えることには抵抗があります。この言葉からは、ナチス占領下のフランスのレジスタンス運動などを連想します。映画で刷り込まれたしまった思いしかありませんが、例えば、占領軍の大物を殺害するチャンスを得ながら、無辜の市民を巻き添えにする危険があったので、逃してしまうというようなエピソードもあったように記憶しています。イラクではどうでしょうか。私にとっては、あまり安易に使って欲しくはない言葉です。