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「イラク戦争」討論欄

派兵される自衛隊について

2004/1/20 セクト、40代、ルンペンプロレタリアート?

 このハンドル名でいいのか?と悩みましたが、載せてくれたんでこのままにします。 誤解したい方は、思いっきり誤解してください。

 派兵される自衛隊ですが、敵であるのか?そうでないのか?という議論が、天邪鬼 さん、さくらさんなどからありましたが、すこし私の考えを述べてみたいと思います。 軍隊とは暴力装置です。そして自衛隊は軍隊です。この板に来る方々にはその前提で 書きます。

 こうした暴力装置は、歴史の大方の場合は抑圧から解放に向かって立ち上がった側 に対して使用される例が多いのが事実です。天邪鬼さんが指摘した中国の天安門広場 もその一例であると思います。(余談ですが、天安門でのインターナショナルの合唱 聞いたときは泣きました。)でも、数少ない例外を少し、1905年のポチョムキン 号の反乱やクロンシュタットの水平の反乱など輝かしい歴史もあるのです。

 自衛隊員の出身階層は私たちの同様の兄弟であり、その子供たちです。そして多く は経済的に決して豊かとはいえない階層の出身が多いと想像できます。(これは統計 資料がないのではっきりとはしませんが?)米軍も特に陸軍はマイノリティや経済的 に豊かでない出身者が多いそうです。(こっちは資料あります)軍に入ると市民権や 大学入学の便宜があるそうです。したがって、軍=敵と二元論的に選別するやり方は、 自衛隊員を敵の方に追いやるだけの結果にしかならないと思います。

 私たちは、自衛隊員にも米軍の兵士、そして市民に「殺すな!殺されるな!殺させ るな!」と強く訴えていくべきと思います。「戦争に巻き込まれたくない」という受 身の運動ではなく、イラク民衆の米・英に対するレジスタンス(自爆攻撃とは違う) への連帯の運動が連帯として。彼らにイラクの民衆へ銃口を向けさせない反戦運動が、 大衆運動の形骸化としての動員主義からの転換になればと願っています。

 反戦自衛官の小西さんのHPに現職の自衛官、家族の投稿があります。参考までに 載せておきます。

米兵・自衛官ホット ライン