天邪鬼さんはじめまして。
2・4の投稿を拝見しました。文面から天邪鬼さんの苛立ちがひひしと伝わってきました。
しかし、天邪鬼さん現実を見つめてください。
あなたは
>全党員30万人が国会を包囲するだけでも60年安保闘争に匹敵し、もし全党がそうするならばその周りを100万の労働者人民が取り巻くならば自衛隊など派兵できなかったのだ。
などと夢想していますが、60年安保、70年安保、(といえば、天邪鬼さんがバリバリの三十代ですか)でいったい反安保勢力は勝利しましたか。その後の総選挙でも社会党も共産党も確か負けているはずです。当時の社会党、総評が中心になった一大ゼネスト、連日国会を包囲した請願デモ。社会党は当然ながら、共産党でさえ「お静か共産党、腰抜け共産党」と揶揄される始末。日本共産党は穏健な議会主義政党なのですよ。とくに、いまのような長期低落傾向のときは勢力温存しなくてはなりませんから、無茶なことはしません。歯がゆいかもしれませんが、共産党は60.70年安保、~PKO国会~盗聴法~で学んでいるのです、所詮数が全てだと。
>海外派兵のハードルをいったん超えることを許した限り、日本帝国主義はその本性を剥き出しにして朝鮮へアジアへと侵略を広げていくのである。その全責任は日本共産党にある!
勇み足ですよ。その論でいくとやはり先の中国侵略、太平洋戦争は、それを止められなかった共産党にも戦争責任がある、by丸山眞男 ということになります。
大切なのはやけっぱちにならないで、この現状を打破しるべく、各々が智慧を絞ることです。たとえ効果が期待できなくても、出来ることをすべきです。
現状を冷静に分析すべきです。自衛隊イラク派遣は、残念ながら賛成派が増えています。
各社世論調査
http://www.ntv.co.jp/yoron/2004_01/200401/index.html
http://www.tbs.co.jp/newsi_sp/shijiritsu/
政府の欺瞞が成功しています。これを押し返すだけの運動量が足りない感じですね。
しかし、各種世論調査を見ても、派遣反対は野党の支持率を上回っています。賛成の中にも、消極的賛成が半分近くしめています。
国民みんなが不安な気持ちで自衛隊イラク派遣を見守っているんだという事をお考え下さい。挑発的言辞は非生産的です。