「イラク戦争」討論欄

この指とまれ

2004/3/15　天邪鬼

　このあたりはもう春です。そしてあのイラク爆撃から一年が経ちます。その間にどれだけ多くのイラクの人たちが殺されたことでしょうか。イラクの国土は世界中のアメリカの傭兵軍によって踏み荒らされ、アメリカ帝国主義のほしいままにされています。
　この戦争に世界中で2000万人もの人々が反対のために立ち上がりました。これこそ歴史上最大の反戦運動です。しかし日本での集会やデモは小さく政界を揺り動かすことはできませんでした。何度も何度もいうが日本共産党がこの戦争に対して消極的だったことが非難してやまれるものではありません。戦争に反対するよりもテロ反対の方に夢中です。時々は集会を持ちますが党員達のガス抜きのために過ぎません。そして3月２０日の日比谷集会では分裂集会を芝公園で持つということです。
　これはこの党を決定的な裏切りです。だがこのような党に今後どのような期待ももってはいけないと見限る時期にきたことをわたしは感じます。
　だからどうだというのか。一人でもやるっきゃないんだ。
　「道は初めからあったのではない。人が歩くから道になったのである」魯迅
　私達は草を踏み分け木を払いながら新しく、反戦平和に向かって歩きましょう。あなたも、君も。そうすれば道ができます。

　私達が一生懸命に戦争反対を訴え、人間の尊厳を訴えているのに対して愚劣な誹謗がこのごろ増え、しつこくダニのように食い下がってくるものもあります。だがこんなものに足をとられる必要はないことです。私は何度か差別的な投稿をした人については削除できないのでクリックしないで、無視しています。でないと無駄なエネルギーを消費するからです。

　3月２０日12時30分までには公会堂と第2花壇の間の、にれの木広場に関西合同労組が集結します。私は松葉杖でわかります。見つけてください。妻は来ません。みんな、この指たかれ。