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「イラク戦争」討論欄

さつきさん、違う!

2004/4/2 スパルタクス、20代、アルバイト

>むしろ憎悪と絶望の依ってきたる根本的な原因である強者の横暴を一歩でも後退させる努力を最優先しなければならないと考えるものです。
>「強者の横暴を後退させる努力」は、必然的に、イスラエルとパレスチナの「テロ遺族の共同した運動体」に期待してはならない性質の政治目標を提起します。
>そうした努力は、例えば私達日本国の一市民のような立場の者に託された課題なのではないでしょうか。
>一方で当面のヒューマニズムの実現は、上に述べたような当事国市民同志の、立場を越えた連帯に、その萌芽を見守る他ないと思いますが、いかがでしょう。

そうではないでしょう。ヒューマニズムに当面もへったくれもありません。欺瞞的な妥協で仲良くするのですか。「憎悪の連鎖を断ち切ろう」と本当に思っているなら、「期待してはならない」性質の提起を和平派のユダヤ人にはっきりと提起せよ!切っても切る事はできないんだ。一体、入植問題に触れずして何がヒューマニズムか?そんな中途半端な立場を和平派のユダヤ人の前で取るのは失礼だ。
「テロ遺族の共同した運動体」にこそ事実を突きつけよ!「テロ遺族」とパレスチナ解放運動は激烈な議論を通じて融合されるべきなのだ。「強者の横暴を後退させる努力」なくして「憎悪の連鎖を断ち切る事ができないのは彼ら自身が分かっているはずだ。日本人はパレスチナの窮状を訴え、和平派ユダヤ人は当面おざなりの和平をやるってか?
イスラエルで反戦運動をやるのがどれだけ大変な事か!どれだけ勇気がいる事か!固い決意がなければ、ただの薄っぺらいヒューマニズムだけではやっていけないはずだ。彼らが本気でパレスチナ人の権利を認めねば、憎悪を連鎖を断ち切れないと言う事は、彼ら自身が分かっているんだよ。「いくら、和平派でもユダヤ人はユダヤ人だからここまでは飲まないだろう」そういう所まで突っ込んで話していいんだよ!事態は切迫しているのだ。日本の市民より自覚したユダヤ人の方がパレスチナ人の窮状は分かっているだろう。自爆テロが多発する中で根源的なユダヤ人達はアイデンティティが問われているのです。そんな中で日本の自覚した市民がパレスチナ人の権利を訴えるのもいいでしょう。しかしただのヒューマニズムだけでパレスチナ人とユダヤ人の連帯などできません。よっぽどの状況なのです。日本の我々が想像しているよりはるかに過酷な中での連帯で、一体どんな強者であるユダヤ人に厳しい要求が来ても家族を殺された彼らにはもはや日本のどの市民にもない覚悟があるはずです。考えて下さい。家族を殺された者がパレスチナ人と連帯すると言う事を。ただの自爆テロ反対の・・・(文字化け)・・・