磯野さん> 私は、そもそも『罪なき』という前提が間違いであるが故に、被抑圧者の抵抗組織としてのハマスがイスラエルの子供の殺戮を行う事を正当と考えます。
> 長壁さんは、米国及びイスラエル(そして軍国主義日本)がいかに巨悪であるかを精一杯論じていますが、これは私に言わせれば争点ずらしに他なりません。
> 私は、断固としてパレスチナの大義を支持します。
パレスチナの大義。それは侵略者を1人残らず追い出す事。
侵略者は1人として罪を逃れる事はできません。
イスラエルは今国内で勝ち組負け組の争いをしている最中だと思います。最後の断末魔の状況であると言えるでしょう。
戦時中、日本国民はかなりの部分が戦争支持と軍人支持をしており、「非国民!」という罵りは、当局から強制されたものではなかったと思います。未だに「中国や韓国に謝る事なんて一つもないね。我々は正しかったんだから。悪いのは反日国家中国・朝鮮だ!」という立場の人も多い。終戦直後に脱走兵で銃殺された人もいますが、特攻隊で生き残った人は白い目で見られ、つらい目に合ったようです。
原子爆弾が落とされ、赤ん坊からお年寄りまでが2度も虐殺された時、参謀本部は国体護持にこだわり、「原爆よりソ連の侵攻の方がショックが大きく、降伏を早めた」という意見もあります。日本自体がペスト爆弾どころか、原爆を開発していたのですから。終戦その日に何が起きたのかといえば、無条件降伏反対!徹底抗戦を!の立場での反乱でした。「日本人が一人残らず死んでも陛下をお守りするべきだ」というような事を特攻隊の発案者は言っていたと思います。
日本では「そういう時代だったんだよ」で終わり。しかし、今のイスラエル入植者も凝り固まってますので、すんなりとパレスチナから撤退するとは思えません。あの時、日本はもし降伏しなければいつまで特攻作戦を続けたのか?原爆2発落とされても徹底抗戦だ!天皇陛下万歳!しかし、今の入植者も自爆テロが頻発しているいうのに、次から次へとパレスチナに入植。引き上げる用意をしている者もいるが、入植をやめようとしないものも相当いる。シオニズムテロを行った者を崇拝する入植者すらいるのだから、今度はイスラエルとアメリカがあの時の日本の立場です。パレスチナ人の土地回復への道のりはあまりにも遠い。
イスラエルが滅びたら、また「時代だったんだよ」で終わりですかね。