長風呂がお好きなようで安心しております、余り熱くならないようご注意下さい。
まあお風呂の湯気で、長壁さんの言葉を少しずつ解きほぐして頂ければ、いずれ解決しご理解できると思いますよ。
確かに自衛隊はまだ「蛮行」に至ってはおりません、しかし小泉さんは自衛隊を送る時彼らに「決意」を求めました、「自衛隊にしか出来ない決意」をです。
何回も何回も「自衛隊にしか出来ない支援をして頂く」とも言っていましたね。
これはやはり、高遠さんや今井君、NGOなど誰にでも出来る人道支援や復興支援、ボランティア的な活動ではなくて、武装して「何かあれば殺すぞ」の態勢で行なう極めて危険な支援活動なのです。
既に航空自衛隊はC130で米軍の輸送を行なっています。
陸自は今、米軍がファルージァやナジァフで行なっている「蛮行」をしっかり支援し、何事かあれば重武装の装甲車で米軍の支援に駆けつける為に、サマーラでじっと待機しているのです。
小泉はとんでもないことを自衛隊に求めて送り出したのですよ。
この度、スペインに続きホンジュラス,ニュージーランド、そしてアメリカの裏庭ドミニカ共和国もイラク撤退に踏み切りました。
タイやフィリピンも続きそうです。
次はイタリアかな等と思ったりしています、しかし今13万7千人もいる侵略軍は、イラクの人々にとってはそれは肉親の死であり、子供の命が奪われるという事なのです。
これは沖縄を見ればよく判りますよね、米軍基地がある限り、いくら司令官や稲嶺知事が命令しても米軍兵士の暴行や犯罪は減らないのです。
イラクでは現在沖縄の数十倍のこと(蛮行と言っていいですよね)が占領軍によって行なわれているのです。
そして既に報道されていますが、ファルージァでイラクの人々を虐殺しているのは沖縄から派遣された海兵隊なのですよね、「思いやり予算」なんかで米軍に大判ぶる舞いしているこの国は、既にファルージァでの虐殺を側面的に支援しているのです。
小泉の言うことなんか、殆どみんなウソか、言い逃れのためのこじ付けですよ、経験豊かな大歩危さんならこんなこと判りますよね。
それともう一つ、6月になれば主権委譲して、しかも国連主導でイラクの民主化が進むなんてお考えですかね。
でもこれもとんでもない誤解だと思いますよ。
ブッシュは超ウルトラの国連大使、ネグロボンテをイラク大使として送り込みました,しかもその配下の駐イラク大使館はCIAを始め3000人もの大拠点となるなるそうです。
イラクは北朝鮮に少々毛が生えたくらいの小国ですよ、普通だったらこんな大使館要りませんよ、これからも石油と中東支配の拠点としてイラクを支配して行くと言う宣言なのです。
6月になれば占領軍がいなくなるなんて、大嘘っぱちです。
6月に撤退するのに何で2万人も増派するのですか!アメリカは絶対居座ります、イラクの民主化なんて進む訳ありません。
と言うことは、我が自衛隊がますます「蛮行」に走らざるをえないということですよ。
だから5人が無事返されたからと言ってホッとするのではなく、自衛隊の即時撤退を要求し闘っていくことが、求められているのです。
私はそんなに過激でも難解でもないから、お風呂に行かなくても読んでいただけると思うのですがー、いかがですか?