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「イラク戦争」討論欄

4/23寄らば大樹の陰様へ

2004/04/26 樹々の緑 50代 会社員

元イラク大使館員(対外工作員ですよ、スパイ!)の中東研究者とかはNHKなどで、盛んにゲリラがスニーカーは履いているのはおかしい、武器も変だ(寄せ集めの武器で戦うからゲリラなんだけどーさ)、西暦使っ>ているとか、何にか訳の分からないこと得意げに喋っていました

 多分同じ人物の「解説」を見たのだと思いますが、私はこの解説を聞いて、今回のイラク「人質事件」とは、アメリカを始めとする占領統治に対するイラク人民のレジスタンス運動の一つの現われと見るのが一番適切ではないかと思うようになりました。
 解説者らが言う「ゲリラ」とは、それこそ組織化されたアルカーイダのような「不法な武力を行使する団体」のことだと思います。「そういう連中にしては、履き物や武器が変だ」というのは、まさに今回の「犯人」がそういう連中などではないことを示していると考えたのです。
 そしてそのことは、被拉致者らが民家を転々と移動させられたと言っていることからも、推測できるのではないでしょうか。ファルージャの惨劇に抗議し、自然発生的に「組織」されたレジスタンスの犠牲に、たまたま運悪く、彼らの心情に最も近かった日本の民間人らがなってしまったというのが、「事件」の本質ではないでしょうか。
 そして、確か同じ解説者が、「『犯人グループの声明は、総て『ファルージャ』という場所を示している」と示唆していたように思います。それは、私には遠回しにこの「事件」がファルージャにおける虐殺への抗議運動なのだと行っているように思われました。
 見方としては、どうだったのでしょうか。