ついに、憂慮してきた事態が、現実となった。
自衛隊を狙って、ロケット弾が撃ち込まれた事件に続き、サラーヤ・アル・ムジャ
ヒディンと名乗るグループが邦人3名を拘束、三日以内の自衛隊撤退か死かの選択を
迫っている。
政府(福田官房長官)は、「撤退する理由はない」と言い、撤退しない方針のよう
だ、とマスコミは伝えている。
アメリカ政府は、「日本の方針を支持し、感謝している」と言っている。
小泉は、日本政府は、金儲けのために人殺しのための兵器を作り、世界中で人殺し
の蛮行を行っている戦争勢力を、これまで、一度でも、非難してきたか?!
平和を願い、自衛隊派兵に反対し、軍縮を訴えている多くの国民の声を、汲み取ろ
うとしてきたか?!
否!!
戦争勢力を支持し、自衛隊という名の軍隊を戦地に派兵し、金も燃料も情報も差し
出し、物心両面から、支え続けてきたではないか!!
何が、「撤退する理由はない」だ!!
こんなことが起きるという事は、自衛隊派兵反対を叫ぶ、多くの人々が指摘してい
た通りである。世界中で、日本人が狙われる事にもなる、とも言われて来たことであ
る。
反動戦争勢力、小泉を始め、「テロ」には屈せず、などと、口では勇ましいことを
言ってる連中は、軍事力で「テロ」が本当に防げるとでも思っているのか!!
彼らは、金目的ではない。日本政府が、アメリカを支持した事、軍隊を派兵した事
を理由に挙げているのだ。
人間の盾として行動していた木村牧師も、「テロリスト」は実行するであろう、と
語っている。
米軍によるモスク爆撃という事態にまで至り、多数の女性や子供たちまで殺戮する
という、無差別攻撃を受けている彼らにしてみれば、残念ながら、自衛隊が撤退しな
ければ、人質となった方々を殺すという声明は、本気であるとしか思えない。
小泉日本政府は、日本人を見殺しにするんだろうな?!
日本は、自衛隊を派兵したが、自衛隊は、「幸い」にも、まだ、イラク人を始め、
他国の人々を殺していない。自衛隊員も殺されてはいない。
今しかない!!
そんな事態になる前に、自衛隊撤退を、さっさと表明しろ!!
報復の連鎖が始まる前に、日本人は、金儲けのためなら、戦争という名の大量殺人、
人の命を何とも思っていない戦争勢力にこそ、怒りを向けよう!!
世界中の武器の半数は、アメリカ製である。武器・兵器の絶対量が減れば、それだ
け、人々が殺し、殺されることもなくなる事は、自明ではないか!!
アメリカ国民も、ブッシュのイラク政策不支持派が、支持派を上回ったと言う。
平和を願う、イラク人、世界の多くの人々とともに、「戦争ビジネス」を糾弾しよ
う!!
これまで人殺しで儲けた金を、戦争被害者と復興と平和のために、吐き出させよう!
!
政府のプロパガンダを許さず、事実を訴えよう!!
絶対的な軍縮を叫ぼう!!
自衛隊の即時撤退を政府に要求しよう!!
葉書、手紙、メールなどなど、あらゆる手段で、マスコミ・世論に訴えよう!!