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昨日の夜はTVをつけることもなく、ずっとベッドに入って本を読んでいた。
なので、イラクでの日本人人質のニュースは今朝知った。
いつものようにカーテンを開けて朝日を浴びる、
コーヒーをいれて、ペットの朝食、いつもと変わりはない。
けど慌ただしい朝の一時間をTVの前で、
震えも混じった怒りを感じながら動けなかった。
福田官房長官何言ってるの？小泉さん…という気持ちで。
初めからこの時期こうなる事を予測していたお偉いさん方、
人の命を軽く考えているのでは？
他の民族が他の民族を支配して国を作ってきた歴史のどれを見ても怨恨が残らないものはひとつとしてないのに。
人道支援…
いいかげんアメリカのご機嫌取りやめてくれないか。
日本はアメリカに認めてもらいたくて頑張る、子供か？
小泉さん、ブッシュに認めてもらいたいなら自分が現場に行けばいいのに。
上の人は誰も傷つかない、傷つくのは現場の人間。
アメリカの国防長官の言葉…「日本の決断を評価したい」？
武力をもって人を抑圧することの無意味さ、恐怖からは希望は生まれない。
その典型的例がアメリカじゃないか。
いい加減自国の考えのもと行動しなければ未来は暗い、
アメリカ主導の世界では長くは続かない。
声明にあったように、
日本をイラクの人々は信じていた、アメリカとは違うって。
だからこそ、裏切られた感情が恨みの心を大きくするのでは。
憎しみの感情が広がる今、どう行動することが一番なのだろうか。
三人は生きて帰ってきて欲しい、
「今自衛隊を撤退したら日本は他の国から相手にされなくなる」とジャーナリストが言っていたが、
一番大切なことは何だ。
国は政府の為にあるんじゃない、人がいるから国になるのに…
私がこんな事を思ったからといって何も変わらない。
承知の上、現実は、社会は変わらない。
今お風呂からあがって空を見ていたら、北斗七星が真上にあった。
朝日が昇ると嬉しく思い、夜星空を眺めて今日一日にサヨウナラ。
こんな平和ボケしたココで私が星空を見ている時、
世界中のあちこちでは憎しみの心がせめぎあっている。
そんな事を考えていたら宮崎駿の『風の谷のナウシカ』が意識にのぼった。
漫画で全巻持っていて、
「争いや欲で人を、抑圧して生きていくのではなく、共に生きる道を」
と訴えるナウシカ。
今月に旭川の自衛隊が接近戦の銃訓練をし、また派遣される。
この時点でもう憲法違反だ。
やめてくれ。
東大出の政治家さん、頭いいだけで何か足りないんじゃない？
小さな声だとは承知、私もそれなりに行動してみるべきだ。