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「イラク戦争」討論欄

イラクのこと、パレスチナのこと

2004/05/05 東、公務員

 昨年本欄に(たぶん6月頃か)、とんだ「解放戦争」だったことが明らかになりつつある、と書いた。アルカイダとの関係は証明されず、「大量破壊兵器」も発見されない、それどころか、初めから「大量破壊兵器」情報が「虚偽」だったことが明らかになったとき、イラクの「民主化」が、あたかも初めからの「大義」であったかのように語られたのに、今度は「民主化」と「人権」を教える組織的な「虐待」(サディスティックな、と報道されている)でもあるまい。もちろん、ベトナム戦争ほかの現代史は、侵略軍に人種的あるいはイデオロギー的偏見があるとき、どのような残虐なことをなしうるかを教えてるから、いまさら驚く必要はなかったのかもしれない。起きるべきことが起きている、ということなのか。
 何よりも、占領者が撤退すること。そして、「国連主導」云々があったとしても、まずは、どなたかも言ったように、「イラクのことはイラクの人にまかせましょう」の精神、その土地に生を受けた者の知恵を信頼する精神が、前提にならなければならないと思う。自衛隊の撤退を求めよう。最悪の事態になる前に。
 付け足し。川上さんの投稿に共感します。パレスチナのことについても、また書かせてください。安保理決議(242ほか)にも関わらず、ガザ・西岸の占領が37年も続き、難民の帰還権は無視され、パレスチナ人の土地を奪って「分離壁」(あれは「国境線に沿って」作られているのではない。しかしいまだに、こんなことをしつこく言わなければならない状況がある)が建設され、イスラエルの「セキュリティー」のためにパレスチナ人の家屋が破壊され、抵抗する者が射殺されている(「テロ」でないからほとんどニュースにすらならない)。こんなグロテスクなダブルスタンダードがあっていいはずはないと思う。
 私は共産党の、(少し批判的かもしれないが)支持者だし、共鳴している。そして小沢一郎氏の政治姿勢には賛成できないところが多かった。しかし、2002年4月10日、小沢氏が次のように小泉首相に迫ったとき、共感を禁じ得なかった。小沢氏は繰り返し「事の本質」において、と言った。以下、引用する。

「このような行動に対して、イスラエルはテロ行為だと言い、アメリカもテロだと言う。日本のマスコミの多くも自爆テロという言葉を使っておりますけれども、総理にお聞きしたいんですけれども、このようなパレスチナ人の行動を総理はやはりテロ行為だというふうに認識なさるのか、あるいはパレスチナ人の自治を要求する民族の抵抗運動であるというふうに考えるのか、そのことをお聞きしたいんです。
 事柄の善しあしをお聞きしているんじゃないですよ。暴力、殺し合いがいけないということは当たり前のことです。ただ、現実に起きているこういう行為を総理はどのように認識しておられるか。これは、その認識によって日本の国策、姿勢、そういうものが、対応が決められてくるんだと、私は事柄の本質としてそう思います。総理はどのようにお考えであるか、認識しておられるか、お聞かせください。」