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「イラク戦争」討論欄

サマーワ駐屯地へのロケット着弾と人質問題、今こそ街頭へ。

2004/10/27 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター

 22日の夜、イラク・サマーワの自衛隊駐屯地にロケット弾が着弾した。
 ロケットは、食堂や隊員が寝泊りするコンテナの先をかすめて、着弾したという。
 沖縄の米軍ヘリ墜落事件やF15接触事件と同じく、イラクでもただ奇跡的に隊員に 被害が及ばなかっただけに過ぎない。
 これまで再三発生しただろう迫撃弾の着弾について、事実を否定してきた自衛隊と 防衛庁は今回はとうとう事実として認めたが、これは明らかに、これから本格的に受 ける武装抵抗勢力の攻撃へのショックを和らげるだけの、私たちへのリップ・サービ スである。
 あの強引に成立させた「イラク特措法」でも、今自衛隊が置かれた状況は明らかに 違反している、自衛隊員の全ては既に上司の支配から抜け出し、今すぐ日本に帰国出 来る権利を持っている。
 サマーワの自衛隊員はあの20名近くのアメリカ兵のように、役務を拒否する事も 出来るし、又軍法会議のない自衛隊では反乱を起こしても処罰は出来ない。
 自衛隊員は自分自身の命を守り、家族を守る為に今こそ決起すべきなのだ。
 自衛隊員よ!自分の命を粗末にするな、「もうイラクでじっとしているなんて厭だ」 と言って帰国の準備を始めろ、誰も文句は言えない。

 そして今日、イラク武装勢力によってまた一人の若い日本人男性が人質となった、 解放条件は「48時間以内の自衛隊のイラクからの撤退」である。
 しかし、台風や地震の大規模被災に対してさえ、国の最高責任者として被災現地に 行くことに抵抗していた小泉は、この人質事件に対して、まるで「精気」が戻ったよ うに、きっぱり「自衛隊はどんな事があっても撤退させない」と言い切った。
 この男は、被災者でも、人質でもまた自衛隊員でも、私たちの命など全く気にもか けていない、それでいて、いざ自分に生命の危機が及べは真っ先にお誂えのシューター に駆け込む人間、人間の屑だ。
 「小泉が何かしてくれる」など期待するな、こんな男は徹底的に打ちのめすべきな のだ、被災地のジイチャン、バアチャンはその怨念を小泉に思い切りぶちまけろ。
 「小泉構造絵改革」によって公共事業は削減され、堤防はより薄くなり、新築の家 はより倒れやすく、より脆くなる、災害はますます拡大して行く。
 儲けるのは小泉の後ろにいる、大企業だけだ、いい加減目覚めよう。
さあ皆さん!街頭に出よう、国会前に、アメリカ大使館へ、自衛隊基地に押しかけよ う、自衛隊員の命を守るのも、人質の命を守るのは小泉ではなく私たちなんだからー。