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「イラク戦争」討論欄

フアルージァを救え!米軍のフアルージァ総攻撃を弾劾する

2004/11/09 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター

 米軍が予備も含め3万人の体制で「来年1月の選挙実施準備」と「武装組織イラク・アルカイダ機構殲滅」を名目にして、海兵隊主力の地上戦と空爆で再びフアルージァ総攻撃に突入した。
 フアルージァ市内にはまだ数万人の人々が暮らし、既に20万人が難民となってバクダッドなどへ避難しているという。
 前回の総攻撃で米軍は、町を徹底的に破壊し、女性や子供達1000人近い犠牲を強制しながら制圧する事は出来ず撤退した。
 今回は「アラウイ傀儡政権」によるクルド地区を除く、全土非常事態宣言下での蛮行である。
 しかしイラク戦争の唯一の大義であった「大量破壊兵器」の場合と同じく、今回の総攻撃も誰も確認した事のない「テロ組織イラク・アルカイダ機構のザウカウィ氏殺害」を標的にしている。
 要するに米軍・侵略軍は女・子供なんでかまわない、抵抗し、抵抗しているように見える者、闘う者、闘うように見える者、反抗する者は全て殺す、皆殺しにすると言っているのだ。
 指揮官は「今回は必ず決着をつける」と兵隊に激を飛ばしていた。
 米軍は手始めに病院を攻撃し、患者の手を縛ってまで拘束し占拠した、ラマダン最中のモスクも標的にされている、しかし今回はスンニ派もシーア派も抵抗を呼びかけた、聖職者協会も黙ってはいまい。
 フアルージァはイラクのど真ん中にある、島でもなければ城壁があるわけでも、パレスチナのような隔壁もない、フアルージァ総攻撃とは即ちイラク全土への総攻撃なのだ。
 仮に武装勢力が鎮圧されても続々支援勢力が続き、市民が武器を持って立ち上がる。
 かつて日本皇軍は八路軍殲滅の為中国奥地まで戦線を広げ、重慶を猛空爆した、しかし敗北した、歴史は繰り返す、いかなるハイテク兵器といえど人の心は支配できない、傀儡政権はやはりカイライなのだ、守るべき自国民の命を米軍に売り渡したアラウイは、やがてイラクの人々によって石打たれるだろう。
 いや裏切り者には「目には目を、歯には歯を」が強制されることだろう。
 ヤツの米軍司令官へのにやけた愛想笑いは、やがて唾棄されイラクの子供達の靴によって踏みつけられる。
 イギリスでもフランスでもフアルージァ総攻撃への抗議の闘いが開始された、イスラム諸国でも抗議の声が上がっている。
 私たちも今こそ自衛隊の即時撤退、イラク駐留期間延長反対を掲げ声を上げていこう、労働者国際連帯の力、労働者の団結の力でフアルージァ総攻撃反対、イラク侵略戦争反対の声を全国各地で上げていこう。