12月24日イラク現地「アラブの声」が報道するところによると、23日イ
ラク・サマーワで現地のイラク人警察幹部が武装勢力によって殺害され、また同日、
自衛隊の通訳を務めていた25才のイラク人男性も殺害されたという。
これでこの10間で自衛隊の通訳を務めていたイラク人は2人殺害されたことにな
る。
この為自衛隊はよりパニック状態に陥り、基地に閉じこもったままでお得意の「人 道復興支援活動」も全く行われていない。
この報道を聞いたエジプト人らしいニュース読者は「日本人は危険性がないからま
ず米英軍をやっつけた後にすればいい」とニュースサイトに投稿したがその後、イラ
ク人から「日本人は侵略者の同盟者としてイラクに来ている、敵の味方は敵というで
はないか、住民を皆殺しにし建物を破壊しインフラをぶち壊している国が慈善事業を
すると思うか、彼らは同盟者なのだ。
アメリカも自由と民主主義の普及という善意の為にイラクに来たのだ」と反論して
いる。
これら報道は日本のマスメディアは全く行っていない、北部もモスルの米軍大被害
を報道するだけで精一杯である、それも始めは迫撃弾またはロケット弾による被害と
言いながら、正体不明の武装勢力から犯行声明が出ると自爆テロだったと言い換えた。
これらは全て米軍情報によるものだ、100%米軍大本営発表に頼る日本のマスメ
ディアのだらしなさは際立っている。
一部新聞またスポーツ紙が「小泉純一郎の正月初めのイラク電撃訪問」工作を伝え
ている、今年の正月の靖国参拝といい、国民など他の迷惑を顧みないこの男のパフオー
マンス好きは底知れない。
小泉純一郎がイラク武装勢力の格好の標的になる前に、日本のマスメディアは身を
挺してでもイラク現地に飛ぶべきなのだ。
小泉純一郎が自分の命を粗末にするのは何ら構わないが、覆面をした武装勢力の前
に膝ざまづいて、哀れに助命を請う姿が全世界に報道されたら、もう日本のマスメディ
アはお終いなのだがー。