今回のイラク国民議会選挙の報道は嘘だったと思われる。ともかく形式的
にでも選挙を実施し投票率などはいくらでもごまかして世界に発表させれば合法
政権とのお墨付きが得られ、堂々とイラクをアメリカ帝国主義が支配できるとい
う芝居だったのであろう。これはアフガンのカルザイ政権と同じである。しかし
イラクの愛国者は決して攻撃の手を緩めないと思います。まだ全国的な統一組織
ではないようだが急速に統合され一つの方針の下に侵略者と長期的に戦うでしょ
う。
イスラム・メモは次のように伝えています。(抜粋)
米国が設置した政府は、アラブ諸国と外国メディアの全記者およ び特派員に対して、イラク政府の広報室から出される記者発表にもとづいて報道 するよう指令を出したといいます。政府は、「広報室の公式発表と反対のことを 報道するジャーナリストがいれば誰であれ報告するように」と警告した。そのよ うなジャーナリストは、もしそれがイラク人なら投票所から追放するし、イラク 人でなければの国外に追放すると述べたということです。
全ジャーナリストイスラム・メモが1100人のイラク人を対象に調査した調 査で明らかににしたことによると、調査対象の93%が選挙は公正でなく、勝利 者が新しい「イラクのカルザイ」になると考えているというものだったと書きま す。
個人として投票に参加するかどうかについては、調査対象となったイラク人の 87%が30日には投票に行かないと答え、さまざまな理由をあげた。
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html