あのフアルージァ虐殺を指揮した米軍中将ジェームズ・マチスなる人物が会議で「人間を撃つのは楽しい」と発言し、仲間からたしなめられたという。
彼は米海兵隊の指揮官でアフガニスタンからイラクに転戦し、フアルージァの戦闘指揮に当たった。
彼は「女性がベール(ブルカ)をかぶらないという理由で女性を殴る男がいたがそういう連中は男らしくない、奴等を撃つのは楽しみだ」と言ったそうだが彼は、そしてその指揮下にある米兵はアフガンでタリバン勢力を攻撃する時、抵抗する敵ではなくて、風習の一つであるベールをかぶるように云った男たちをタリバン・敵と見なして殺したと言う事の証明である。
「誤爆」以下の正当性の全くないこの様な殺戮が、アフガンでもイラクでもこんな連中によって続けられて来ているのだ。
ところがどうも彼は米軍では英雄の一人らしい、なんとあのハリソン・フォードが主演して彼の映画がつくられるというのだからー。
ハリウッドは西部劇に続いて、性懲りもなく戦争で沢山の「英雄・ヒーロー」を作り出してきた、そしてそのスターが大統領となり、州知事となった。
これが本当に「世界一の自由と民主主義の国」なのだろうか?そういえばこの日本にもかつてプラモデル好きのお宅防衛庁長官がいたものなー、余り批判は出来ないか。
そういえばイラク派兵の交替期に当たって、国家放送機関・NHKがイラク派兵自衛隊の中にセッセ・セッセと「英雄」を作り出している。
なぜかみんな日本人に似合わない「髭」を生やした連中だ。
マスメディアとしてイラク戦況をまともに報道できないNHKが、なぜサマーワで自衛隊員を持ち上げ英雄にする番組を作れるのだろう。
あれはイラク・サマーワではなくて渋谷のNHKホールで撮影したものなのか、やっぱりNHKはおかしい、受信料を払うのはもう止めよう。