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「イラク戦争」討論欄

イラク派兵反対集会に行ってきました。

2005/02/20 化石 60代以上 年金待ち失業者

 先日、自衛隊のイラク派兵反対、自衛隊基地への抗議申し入れの集会が あったので、参加してきました。イラクでの人質事件で有名になってしまった方 のお話が聞けるというのが参加した大きな動機でした。
 それと、若い元自衛隊員の反戦活動家の話が聞けたというのも、大きな成果で した。

 共産党系とは違う人達の集会でしたが、300人近くの参加で、内容の濃いもの になっていました。イラクで人質になった講演者から、自衛隊のイラク派兵が、 いかにムダで、イラクの人達の親日感情を阻害しているかと言うことも、分かり 易く説明されました。イラク、スンニ派の一般青年達と戦闘集団の青年達との間 でも、日本及び日本人に対する感情も、色々あるようです。政府。マスコミの乱 暴な報道規制の中、イラクの真実をもっと多くの国民に広げてくださいと言うこ とでした。イラクの自衛隊の活動が、殆ど報道されないと言うことは、報道の価 値がないほど派遣の成果がないと言うことの表れだとも。なるほど、なるほど と。

 それと、インド洋津波被災地のインドネシア、アチェの報告もあった。アメリ カを始め世界の軍隊が、被災地支援に参加すると言うこと、日本の自衛隊の参加 の意味は、それ自体が軍事演習になるし、イラクの石油利権と同じく、インドネ シアのLNG天然ガスの確保が大きいとのこと、アチェの反体制運動へのインド ネシア政府の弾圧への、側面支援になってしまってるとも言われていた。
 今の日本で、何気なく使う石油、ガス、それを生産している現地の人達の生 活、権利とかにも、思いを馳せてほしいとの話であった。

 反戦自衛官の訴えと言うと、いかにも厳めしそうですが、壇上に立った青年 は、ホッソリとして、現在青年の代表のような青年でした。古来からの反戦自衛 官の方の話もありましたが、若い元自衛官の初々しい素直な訴えは、会場からの 共感を呼んでいました。
 自衛隊員は、この不況で再就職も難しい、イラクへの派遣は、非戦闘地域だと 思っている隊員はいない、政府のいい加減な答弁に怒っているが行かざるを得な い。ストレスが溜まって、イジメも起きている。隊員家族が一番深刻になってい るとのことでした。自衛隊員を税金泥棒とか非難するより、派兵反対に巻き込め るよう、もっと、反戦活動が活発になってほしい等の訴えがされていました。

 さざ波の革命論議の中で、平和革命、暴力革命論議がされたり、共産党の天皇 制すり寄り、自衛隊活用論批判とかが展開される中、変な投稿になった。
 給料を貰って軍事訓練していながら戦地に行きたくない自衛隊員とは、身勝手 かなとも思うし、革命的に戦うのが嫌な共産党のようでもあって、うまく書けま せんが、当面の、憲法改悪阻止、自衛隊イラク派兵阻止、自衛隊基地への抗議行 動としては、大河の一滴か、さざ波を大波にか、それぞれが、党派を超えて参加 していくべきではないかと思います。田舎市の反戦デモは50名程かなー。右傾化 日本、小都市で200名ぐらいの反戦デモ、気持ちがよい。