マスコミによるイラク情報はきわめて少ない。そんな中でも最近の情報を見れば28日ヒツラーで治安当局への求職のため集まった群衆に爆弾を積んだ車が突っ込み150人が死んだとありました。
イラクで武装勢力(レジスタンス)に拉致されていたイタリアの新聞記者ジュリアナ・スグレーナさんが、1ヶ月ぶりに釈放されたが車でバグダッド空港に向かう途中、米軍に誤射されたと発表した。スグレーナさんは負傷、同行していたイタリア情報機関員一人が死亡した。アメリカ大統領はイタリアに謝罪し事実関係の調査を約束した。イタリア人が一人死ねば謝罪し、イラク人を20万人殺しても謝罪しないのである。
又別の情報では米軍がファルージャ攻撃の時マスタードガスを使ったというものがあります。(イラク・レジスタンス・レポート)
まず自爆攻撃による150人死者であるが、彼らはイラク治安当局に求職のために集まっていたということである。治安といえば傀儡軍か警察である。多くのイラク人は仕事がなくて家族の為にどんな仕事でもしなければならない。米軍の占領支配のためにそうなったのである。
しかしイラクレジスタンスは不屈に戦っている。最近は一つの司令部を設け全国的に、又組織的に戦われるようになっています。彼らは民衆をジャングルにしそこから現れては戦って又民衆の中に姿を消す、ゲリラなのです。非常に強力でしかも民衆に支持されたゲリラであるから米軍も次第に手におえなくなり、守勢に立たされている。多くの米軍基地までが迫撃砲で攻撃されたりし米軍兵士は恐怖に陥れられているのである。
だから彼らはイラク人に危険な治安を任せようとして募集をかけているが、愛国者や自国民に襲い掛かる傀儡軍や警察に応募することは許されないことである。まるで無差別テロのようなマスコミの書き方であるが明白な目的の自爆攻撃の結果150人が殺されたのである。
イタリア人の記者の車が米軍によって射撃され一人が死んだ記事を読めば米軍は誰何もせずに闇雲に発砲していることがわかる。これは彼ら米兵がいつも恐怖に陥れられ平静さを失っていることを如実に示している。米兵達の多くが精神病になっているとも言う。米兵は砂漠のなかで恐怖にいつ襲われるかもしれないゲリラに震えているのである。サマワでは自衛隊も動けないのである。もしも自衛隊がイラク人を攻撃開いた瞬間からレジスタンスの攻撃にさらされ自衛隊員の多くは生きて帰れないことはまちがいないのである。
いまやイラク反戦のスローガンは「イラクに平和を」ではなく、イラクの「抵抗戦争を支持し励ます」ことにならねばならない。平和主義はすでに反動的である。