イラク派兵自衛隊の最大の「人道支援」、「復興支援」のお題目だった自衛隊
の「給水活動」が停止されていると言う。
フランスのNPOの効率的な給水活動と、導入され始めた各種の浄水機器の設置が進
み、自衛隊の給水はもう用なしになってしまったのだ。
と言って「安全な駐屯地」に閉じ困る自衛隊に、これ以外にやれることなどない、
だから仕方なしにレジスタンスの迫撃砲に怯える事のない様に、駐屯地内の整備や建
物の強化に精を出しているらしい。
しかし「人道支援」「復興支援」ゼロでも「1日1億円の私たちの血税」はサマー
ワの砂に吸い込まれていく、大阪市など各自治体職員の厚遇問題などより、はるかに
この「自衛隊の無駄遣い」は指摘されるべきだろう。
既に自衛隊の第三師団からの派兵準備が急ピッチで進められている、治安を守って
くれたオランダ軍の撤退によって、自衛隊はイラクの人々より信頼されていないイギ
リス軍を頼ることになる、そしてかつてグアムの米軍基地で訓練された特殊部隊も治
安警備につくことになる。
5月に派兵が予定されている自衛隊員には、仕事はないがより一層危険な任務が待
ち受けているのだ。
今こそ「自衛隊員よ、勇気を出して派兵を拒否しょう」の闘いの重要性が増して来
た、積極的に自衛隊員に接触し家族に呼びかけていこう。