投稿する トップページ ヘルプ

「イラク戦争」討論欄

イスラムの女性解放側面

2006/05/26 パルタ 30代 会社員

 イスラムにも進歩的な側面はあったのです。これを読めば、イスラム以前のアラビアの女性の境遇は地獄しかなかったといえるでしょう。中国の農村でも女児は優先的に間引きされているようです。  しかし、マホメットはどう頑張っても7世紀の人なんです。私達は天然痘に苦しめられた奈良時代に戻ることはできません。もう「大化の改新」の時代には戻れないのです。
【イスラームと女性】より抜粋転載

1 イスラームによる女性解放一般
 他民族の間では女性が魂のない動物、あるいは悪魔とみなされていた時代、イスラームは人間性において女性が男性と平等であること、男女とも祖先はアーダム一人であり、また彼らの母親はハウワー(イブ)であると説きました。
 アッラーはアルフジュラート章13節において次のように仰りました。
『人びとよ、われは一人の男と一人の女からあなた方を創り、種族と部族に分けた。これはあなたがたを、互いに知り合うようにさせるためである。アッラーの御許で最も貴い者は、あなたがたの中最も主を畏れる者である。』
 またアルクルアーンは男女の得る報奨は同じであるとしました。
『誰でも正しい行いに励む者は、男でも女でも信仰に堅固な者。彼らは楽園に入り、少しも不当に扱われない』(アンニサー章124節)
 また他のある民族は女性に対し姦通を許していましたが、イスラームはその逆でした。そしてムハンマドは男性たちと契約を結んだのと同様女性たちとも次のような契約を結びました。
『預言者よ、あなたの許へ女の信者がやって来て、あなたに対しこう忠誠を誓うならば、「アッラーの他は何ものも同位に崇めません。盗みをしません。姦通しません。子女を殺しません。また手や足の間で、捏造した嘘は申しません。また正しいことには、あなたに背きません。」(と誓うならば)彼女たちの誓約を受け入れ、彼女たちのために罪を赦されるようアッラーに祈れ。本当にアッラーは寛容にして慈悲深くあられる。』(アルムムタハナ章12節)
 またある民族は女性を蔑視し、彼女たちを社会的活動において男性のパートナーとはみなしませんでした。イスラームは男女が社会的には平等であると言いました。
『男の信者も女の信者も、互いに仲間である。かれらは正しいことをすすめ、邪悪を禁じる。また礼拝の務めを守り、定めの喜捨をなし、アッラーとその使徒に従う。これらの者に、アッラーは慈悲を与える。』(アッタウバ章71節)
2 イスラームによるアラブ女性の解放
 アラブの幾つかの部族は女児を生き埋めにする習慣を持っていました。というのも貧しさを恐れ、戦争によって女性捕虜になる不名誉を恐れたからです。
『彼らの一人に、女(児の出産)が知らされると、その顔は終日暗く、悲しみに沈む。彼が知らされたものが悪いために、(恥じて)人目を避ける。不面目を忍んでそれをかかえているか、それとも土の中にそれを埋めるか(を思い惑う)。ああ、彼らの判断こそ災いである。』(アンナフル章58、59節)
 イスラームはこの悪習を禁じ、さらに殺人者たちに(女児の)彼女が一体何故殺されたのか問われるだろうと言っています。
 また、アラブでは女性と年端のいかない子どもたちは遺産を相続しないこととなっていました。
 アルクルアーンではこう述べられています。
『男は両親および近親の遺産の一部を得、女もまた両親および近親の遺産の一部を得る、その際遺産の多少を問わず定められように配分しなさい。』(アンニサー章7節)
 また、アラブでは女性が金銭と同等に遺産として相続されることもありました。
『あなた方信仰する者よ、当人の意思に反して、女を相続してはならない。あなたがたが、彼女らに与えたマハルの一部を取り戻すために、彼女らを手荒に扱ってはならない。』(アンニサー章19節)
『あなたがたの父が結婚したことのある女と、結婚してはならない。過ぎ去った昔のことは問わないが。それは、恥ずべき憎むべきこと。忌まわしい道である。』(アンニサー章22節)

 私は以下のソマリア出身の女性議員の主張が全て正しいかは分かりませんが、次の主張は強く支持します。

『私はイスラム離反者』、アヤーン・ヒルシ・アリ -- ル・モンド記事より抜粋転載

(略) 預言者が自分とその理念を全ての批判精神の上に置いたのは間違っていたと、私は考えます。
預言者マホメが、女性を男性に従属させたことは間違っていたと、私は考えます。
預言者マホメが、すべてのホモセクシャルを殺害すべきと布告したのは間違っていたと、私は考えます。
預言者マホメが、すべての背教者を殺すべきだと言ったのは間違っていたと、私は考えます。
すべての姦淫者は鞭で打たれたのち石撃ち刑に処され、盗人は両手を切られるべきだと彼が言ったのは間違っている。
(中略)
 アラーのために死ぬ者は天国に行けると言ったのは間違っている。
コミュニズムのそしてまた違った時代時代の離反者のように、イスラムの離反者は原爆やその他の武器のひとつも所有していない。私達は、サウジ人のようにオイルドラーを持ってはいず、大使館や国旗を燃やしたりもしない。私達は狂気の集団暴力のなかに巻き込まれることを拒否する。大体、私達はあまりにも少数でおまけにあまりに散らばっているので集団を形成したりはできない。選挙に関して言えば、西欧において、私達はゼロでしかない。
 理念しか私達は所有していないし、その理念の表明以外なにも私達は要求しない。私達を黙らせるために、私達の敵は必要ならば暴力を使うでしょう。彼らはいたるところで、私達は精神的に脆弱で真面目には取れないと告示している。これは今に始まったことではなく、コミュニズム信奉者も同じメソッドを大幅に使った。
 ベルリンはオプティミズムが記された街です。コミュニズムは失敗し、壁は壊された。今でも、事々は困難で混乱しているとしても、自由を愛する人々と、専制政治理念に魅惑される人々との間のヴァーチャルな壁はある日消えてなくなると、私は信じます。