日本共産党は、「科学的社会主義」を基盤にする限り、永遠に政権をとれない。なぜならば、科学的社会主義が科学的であることは未だに証明されていないし、そもそもその前提となる唯物論なるものが間違っているからである。
疑問に思うなら、闘志あふれる新入りの党員の動向を調査するといい。彼らはなぜすぐにやめてしまうのか? 「科学的」社会主義で最初に教えられる「唯物論」について行けないからだ(私の知っている限りでは、5人中の5人がそうだったね)。
最近は柔軟路線を示しているようであるが、「科学的社会主義」を捨てない限り、共産党の未来はない。なぜかというと、その「科学的社会主義」なるものが、科学的でもなければ、日本人の本性にも合わないからだ。(このあたり、唯物論者には分からないと思うけど、実際そうなの)
でも、共産主義を渇望する人間が、今ここにおるわけだ。でも、科学的社会主義が「明らかに」間違っていることを知っているだけに、行動を共にできない。
「科学的」という言葉を綱領から除くべし。社会主義への道は、マルクスだけではない。そんなに「マルクス」という言葉に愛着があるのなら、さっさと引退して欲しい。一国民より。